E82 家兎上皮(Rabbit epithelium)動物

アレルゲン解説

 最近ペットとして室内で飼育されることも多いウサギは、その上皮に強いアレルゲンを持つことでも知られている。
 また、ウサギは検査試薬などの製造工程において、特定の抗原を免疫し、抗体を得るための動物として広く使用されている。このため医療関係者など、ウサギと密に接触する人たちは感作されることがある。
 異なった品種のウサギ間では、高い交差反応性が認められている。
 アッセイに用いるe82のアレルゲンは、毛と皮膚の引掻き屑より構成される。ウサギのγグロブリンは含まれていない。