WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 3 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

08282

HLA遺伝子型判定(DQB1)

5K130-0000-019-899

EDTA加血液
2

13

冷蔵

PCR-SBT法

5~8日

項目
コード
検査項目

08282

HLA遺伝子型判定(DQB1)

5K130-0000-019-899

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
EDTA加血液
2

13

冷蔵

PCR-SBT法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

5~8日

備考

項目

  • チャート参照:「HLA型判定」「HLA遺伝子型判定」検査の留意点

検体

  • EDTA-2Na容器(容器番号14)でも検査可。

「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

チャート

「HLA型判定」「HLA遺伝子型判定」検査の留意点

容器

容器番号13:血液学容器

  • 採取量: 2mL・3mL・4mL
  • 添加剤: EDTA-2K
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
    血液像,
    血液型,
    直接クームス試験,
    遺伝子検査

参考文献

猪子英俊, 他(監修): 移植・輸血検査学, 講談社, 東京, 2004.

検査項目解説

臨床的意義

HLAのクラスⅡ(DR,DQ,DP)の型を遺伝子レベルで同定する検査である。

 HLAはヒト組織適合抗原と呼ばれ、個体間で著しい多様性が認められる糖タンパク抗原である。

 HLAは本来、生体内に侵入した外来性抗原を認識するメカニズムの一部として、免疫システム上、重要な機能を果たしている。

 HLA抗原は大まかにクラスⅠ抗原とクラスⅡ抗原に分けられ、さらにクラスⅠはA,B,Cの3つに、クラスⅡはDR,DQ,DPの3つに分類される。これらのタイピングは主に血清学的方法、細胞学的方法(HLA-A,B,C Locusの項を参照)により行われてきたが、遺伝子工学の進歩によりHLAを塩基配列レベルで検索することが可能となった。

 HLA-DRB1,DQB1,DPB1の遺伝子型判定は、HLAのクラスⅡ抗原を遺伝子レベルでタイピングするものであり、疾患感受性遺伝子の解析や移植、輸血の適否の決定、人種や民族調査などの人類学的分野など、幅広い分野で応用されている。

備考

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記載内容について