WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

07670

その他 抗HLA-DR
(HLAクラスII-DQ抗原)

5I680-0000-019-662

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
11~36 %
陽性細胞絶対数
146~722 /μL

2~3日

項目
コード
検査項目

07670

その他 抗HLA-DR
(HLAクラスII-DQ抗原)

5I680-0000-019-662

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

陽性細胞百分率
11~36 %
陽性細胞絶対数
146~722 /μL

2~3日

備考

項目

  • 抗原分布:B細胞、単球、活性化T細胞(HLAクラスII-DQ抗原)

「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

容器

容器番号13:血液学容器

  • 採取量: 2mL・3mL・4mL
  • 添加剤: EDTA-2K
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
    血液像,
    血液型,
    直接クームス試験,
    遺伝子検査

検査項目解説

臨床的意義

HLAのクラスⅡ抗原である。B細胞や単球、活性化T細胞などの表面マーカーである。

 HLA-DRは、ヒト主要組織適合抗原複合体(MHC)のクラスⅡに分類される抗原である。α、βの2つからなる糖タンパクの二量体で、その型には高度の多型性が知られている。HLA-DRは特に臓器移植の適合性を左右する重要な抗原である。

 HLAを支援する遺伝子はHLA遺伝子複合体と呼ばれ染色体6p21.3に存在する。

 クラスⅠ抗原(HLA-A,B,Cなど)が、ほとんどの有核細胞に発現されているのに対し、クラスⅡ抗原は一部の免疫担当細胞にしか発現していない。HLA-DRは、B細胞、単球、マクロファージ、活性化T細胞、活性化NK細胞やヒト骨髄幹細胞に発現している。この他、胸腺上皮、脾臓やリンパ節のB細胞領域およびB細胞リンパ腫にも存在する。

 本検査は、HLA-DRの型を判定するものではなく、HLA-DR分子を発現している細胞の数や比率をみることで、目的とする免疫担当細胞の動向を知るものである。

[抗原分布]
・B細胞、単球、活性化T細胞(HLAクラスⅡ-DR抗原)

【高値を示す疾患】

白血病

関連疾患

C95.9.1:白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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