WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
02468 |
ミトコンドリア病 アミノグリコシド誘発性難聴 m.1555変異解析aminoglycoside-induced deafness-related mitochondria DNA bp15558C808-9951-019-894 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
PCR-RFLP法 | 検出せず |
8000 D006-4 3 遺染 |
10~14日 |
項目 コード |
検査項目 |
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02468 |
ミトコンドリア病 アミノグリコシド誘発性難聴 m.1555変異解析aminoglycoside-induced deafness-related mitochondria DNA bp15558C808-9951-019-894 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
PCR-RFLP法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
検出せず |
8000 D006-4 3 遺染 |
10~14日 |
備考
項目
- 受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)
- 倫理的な配慮が必要な項目です。
依頼
- 『遺伝学的検査依頼書【遺伝子検査】』をご利用ください。
検体
- コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。
「ミトコンドリア遺伝子解析」中分類共通の特記事項
- 検査に当たり、被検者へ十分な説明を行ってください。被検者ご自身の承諾が文書で得られた場合にのみ、検査を受託します。依頼書の被検者名は匿名化など個人情報保護へのご配慮をお願いします。また、必要に応じて検査前後の被検者への十分なカウンセリングを併せてお願いします。
診療報酬
- 保険名称:遺伝学的検査/処理が極めて複雑なもの
- 実施料:8000
- 診療報酬区分:D006-4 3
- 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査
遺伝子疾患が疑われる場合に行うものとし、原則として患者1人につき1回に限り算定できます。ただし、2回以上実施する場合は、その医療上の必要性について診療報酬明細書の摘要欄に記載する必要があります。
検査の実施に当たっては、個人情報保護委員会・厚生労働省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」および関係学会による「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」を遵守する必要があり、さらに別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において行われる場合に限り算定できます。
臨床症状や他の検査等では診断がつかない場合に、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において検査が行われる場合に算定できます。
遺伝学的検査の「処理が極めて複雑なもの」として算定できます。
別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において、関係学会の定めるガイドラインに基づき、複数の遺伝子疾患に対する遺伝学的検査を実施する医学的必要性が認められる患者に対し、患者から1回に採取した検体を用いて複数の疾患に対する検査を実施した場合については、疾患数にかかわらず主たる検査の所定点数および当該主たる検査の所定点数の100分の50に相当する点数を合算した点数を算定できます。ただし、検査の対象となった全ての遺伝子疾患の名称および検査の実施の必要性について、診療報酬明細書の摘要欄に記載する必要があります。
容器
容器番号13:血液学容器
- 採取量: 2mL・3mL・4mL
- 添加剤: EDTA-2K
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
血液像,
血液型,
直接クームス試験,
遺伝子検査
検査項目解説
臨床的意義
アミノグリコシド誘発性難聴を引き起こす原因遺伝子であるmtDNAの1555塩基点突然変異を検出する検査である。
アミノグリコシド誘発性難聴は薬剤性難聴であり、アミノグリコシド系抗菌薬の投与によって惹起される内耳性の難聴である。ミトコンドリア遺伝子変異により、アミノグリコシド誘発性難聴を引き起こす。
ミトコンドリアDNAのG1555A変異は、母方由来の遺伝性非症候性難聴の原因となることが多く、アミノグリコシドの投与により難聴が誘発される場合があるが、その発症機序は未だ不明である。アミノグリコシドの投与による難聴は、多くが不可逆性なため、発症した場合、患者のQOLが大きく低下する。
本検査は、PCR-RFLP法を用いてミトコンドリアDNA(mitochondrial DNA:mtDNA)の1555塩基点突然変異を検出する検査である。1555塩基点突然変異解析を行うことにより、アミノグリコシド系抗菌薬の投与による難聴者が母方の血縁者にいる場合において、アミノグリコシド系抗菌薬の投与を避け、薬剤における難聴の予防に繋げることが可能である。
【陽性を示す疾患】
カナマイシン難聴,ストレプトマイシン難聴
関連疾患
Y40.5.1:カナマイシン難聴 → Y40-Y84:薬剤の影響による疾患
Y40.5.2:ストレプトマイシン難聴 → Y40-Y84:薬剤の影響による疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.