WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01301

エラスターゼ1

3B195-0000-023-062

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/dL

300 以下

包括123

D009 8

生Ⅱ

1~2日

項目
コード
検査項目

01301

エラスターゼ1

3B195-0000-023-062

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

ng/dL

300 以下

包括123

D009 8

生Ⅱ

1~2日

備考

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

「腫瘍関連検査」分野共通の特記事項

  • [ご参考]「腫瘍関連検査に関する検体検査実施料 注釈」(チャート参照)、「検体検査実施料と悪性腫瘍特異物質治療管理料」(チャート参照)、「腫瘍部位とマーカーの有用性」(チャート参照)を掲載しています。

診療報酬

  • 保険名称:腫瘍マーカー/エラスターゼ1
  • 実施料:包括123
  • 診療報酬区分:D009 8
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

大出勝也, 沢井時男: 臨床病理 50, 376, 2002.

検査項目解説

臨床的意義

膵癌で比較的早期から上昇する腫瘍マーカーであるが、膵炎でも上昇をみる。

 エラスターゼ1は、主に膵臓に存在するタンパク質分解酵素のひとつである。膵臓の病変によって血中へ逸脱し高値を呈することから、各種膵疾患の優れた指標として臨床応用されている。

 膵癌においては、腫瘤による膵管閉塞に基づく随伴性膵炎を反映して異常高値を示す。特に切除術可能な比較的早期の症例に1,000 ng/dLを超える異常高値がしばしば認められ、組織破壊の著しい進行がんでは正常値または低値を示す傾向にある。こうした知見は、エラスターゼ1が膵癌の早期発見に有用なマーカーであることを意味すると考えられる。また、一般にエラスターゼ1の高値は膵尾部癌に比べて膵頭部癌により多いとされている。

 急性膵炎においてはアミラーゼと同様に高値をとる。

【高値を示す疾患】

膵癌膵炎

関連疾患

C25.9.3:膵癌 C15-C26:消化器腫瘍
K85.9.12:膵炎 K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について