WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

45338

曜日指定倫理対象先天依頼書

先天性G分染法

8B200-0000-019-403

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

 

10

 

冷蔵

分染法403

2553+397

D006-5 2

遺染

13~18日

項目
コード
検査項目

45338

曜日指定倫理対象先天依頼書

先天性G分染法

8B200-0000-019-403

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

 

10

 

冷蔵

分染法403
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

2553+397

D006-5 2

遺染

13~18日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)
  • 検査に当たり、被検者へ十分な説明を行ってください。被検者ご自身の承諾が文書で得られた場合にのみ、検査を受託します。依頼書の被検者名はプライバシー保護のため、匿名化を推奨します。また、必要に応じて検査前後の被検者への十分なカウンセリングを併せてお願いします。
  • 最初にG分染法を実施し、より詳細な解析を必要とする場合にQ分染法、R分染法、C分染法、高精度分染法をご依頼ください。

依頼

  • 『遺伝学的検査依頼書【先天異常 染色体検査】』をご利用ください。

検体

  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

日数

  • 判定に当たり精査が必要な場合は、さらに10日前後報告日数が延長となります。

「染色体検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]その他の材料でご提出の場合には、記載の所要日数以内にご報告できない場合がありますのでご了承ください。
    [お願い]「染色体検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

診療報酬

  • 保険名称:染色体検査(全ての費用を含む。)/その他の場合+分染法加算
  • 実施料:2553+397
  • 診療報酬区分:D006-5 2
  • 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査

分染法で実施しますので、所定点数の加算ができます。

容器

容器番号10:ヘパリン容器

  • 採取量: 4mL・9mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: アミノ酸分析,
    微量金属,
    染色体検査

参考文献

福島義光, 井上信男: 臨床検査 28, 759, 1984.
寺島 寛: 病理形態検査(臨床検査技術全書8), 456, 医学書院, 東京, 1978.

検査項目解説

臨床的意義

最も一般的な染色体分染法である。ギムザ染色で染色体を染め分け、異常の有無を解析する。

 G分染法は、ギムザ(giemsa)染色で染色体の欠失、転座などを判定する基本的な染色体検査法である。患者から採取したリンパ球の分裂中期細胞を標本上に展開し、タンパク質分解酵素であるトリプシンで処理した後、ギムザ染色を行う。その後、濃淡に染め分けられた一定のバンドパターンから染色体の分析を行う。

 G分染法の長所は、染色体の濃淡コントラストが明瞭で識別が容易なこと、バンドが多数(先天性:400~550バンド)観察できることである。また、蛍光色素を用いたQ分染法では得られない永久標本が作製でき、光学顕微鏡で観察可能なため、染色体異常のスクリーニングに広く用いられている。

 本法は染色体における微小部分の欠失や、転座の切断点同定にも有用である。しかし、微細欠失(重複)症候群の中には、本法で診断が困難な症例もあり、FISH法による精査が推奨される。

【異常を示す疾患】

染色体異常

関連疾患

Q99.9.2:染色体異常 Q90-Q99:先天性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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