検査項目解説検査項目解説

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入力コード 03610  統一コード 3D085 
項目名 1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)
1,5-anhydroglucitol
実施料
80
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  1, 5-アンヒドロ-D-グルシトール(1, 5AG) 
検査方法
酵素法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値  
μg/mL

14.0 以上

臨床的
意義 
尿糖排泄量が多いほど血中濃度が低下する糖尿病の指標。血糖コントロールの良好さを鋭敏に反映する。
   1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)は、1973年にPitkanenによりヒト体内の存在が発見されたポリオール(グルコース誘導体の一種)である。

 1,5-AGは、食物として経口的に摂取され、健常人の血中ではほぼ一定した濃度に保たれている。尿糖排泄時に容易に尿中に失われるとともに、血中濃度も速やかに低下するため、糖尿病患者では著しい低値を示す。また、血糖コントロール状態の悪化時に急速に減少し、良好な血糖状態の持続により一定の割合で回復する。1,5-AGは短期間の血糖状態も反映し、軽度高血糖領域でもよく変動することから、より厳格な血糖コントロールや糖尿病の治療効果判定などにおいて有用な指標である。

 1,5-AGは血糖コントロールの増悪をおよそ一日のタイムラグで反映し、その変動幅はHbA1Cやフルクトサミンより大きく、また1g/日位の尿糖レベルでも低下するといわれている。血糖の変動が少ない症例ではHbA1Cとほぼ相関するが、急性増悪や回復期にある症例ではよい指標となる。

 なお、高値側での臨床的意義は少ないがデキストリン投与により高値を招くことがあるので注意を要する。
高値を示す病態 
デキストリン投与
(高値側の臨床的意義は少ない)
低値を示す病態
糖尿病、腎性糖尿病、胃切除後、慢性腎不全
関連項目 グルコース(GLU), 尿 糖定量, グリコアルブミン(GA), インスリン(IRI), C-ペプタイド(CPR) 〈血清〉, C-ペプタイド(CPR) 〈尿〉, グルコース負荷試験,
算定備考

「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」、「グリコアルブミン」および「1,5-アンヒドログルシトール(1,5AG)」は、同一月内に1回に限り主たる項目のみ算定できます。

妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できます。

容  器 
提出容器

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