検査項目解説

掲載内容は、2014年4月1日までの情報です。ご注意下さい。

入力コード 01167 
項目名 ジソピラミド
disopyramide
保険点数 
[470]
 
健康保険名称  不整脈用剤<> プロカインアミド<> N-アセチルプロカインアミド<> ジソピラミド<> キニジン<> アプリンジン<> リドカイン<> ピルジカイニド塩酸塩<> プロパフェノン<> メキシレチン<> フレカイニド<> シベンゾリンコハク酸塩<> ピルメノール<> アミオダロン<> ソタロール塩酸塩<> ベプリジル塩酸塩 
検査方法
EIA
検査材料 
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
 1  血清   0.4
03 → 02 ※チャート欄参照
冷蔵
検体の安定性 4週
報告所要日数
2〜3日
有効治療濃度  
μg/mL

2〜5

臨床的意義  不整脈治療剤。特に腎機能障害患者での中毒予防に血中濃度を測定。
  1. 作用
 本邦では1979年に発売された抗不整脈剤である。膜抑制作用が主な作用で、脱分極の延長による興奮伝達遅延、不応期の延長、Phase 4 depolarizationによる異所性自動能の亢進を抑制する。健常人に100mg投与すると、2〜4時間で最高濃度に達し、半減期は5〜9時間といわれている。主要排泄経路は腎で、投与後24時間以内に90%以上が尿中に排泄される。

2. 禁忌
 重篤な刺激伝導障害のある患者、重篤なうっ血性心不全のある患者、緑内障、尿貯留傾向のある患者、透析患者を含む重篤な腎機能障害のある患者、高度な肝機能障害のある患者、本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しない。

3. 採血時期
 カプセル:次回投与直前(トラフ)および投与後2〜4時間(ピーク)
 徐放錠:次回投与直前(トラフ)および投与後2〜7時間(ピーク)
 注射剤:投与直前(トラフ)
【主な商品名】リスモダン、ノルペース、カフィール、ジソピラン、リゾラミド、ポストルミンなど
【剤型】錠剤、カプセル、注射
主に用いられる疾患 
[内服]
 次の状態で他の抗不整脈薬が使用できないか、無効の場合;
 期外収縮、発作性上室性頻脈、心房細動、頻脈性不整脈

[注射]
 緊急治療を要する次の不整脈;期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍(上室性、心室性)、発作性心房細動・粗動
副作用 
心室細動、心室頻拍、心室粗動、心房粗動、房室ブロック、失神、心不全悪化、低血糖、顆粒球減少、けいれん、麻痺性イレウス、緑内障悪化
関連項目 キニジン、 プロカインアミド、 N-アセチルプロカインアミド、 リドカイン、 アプリンジン、 塩酸ピルジカイニド、 プロパフェノン、 メキシレチン、 アミオダロン、 ピルメノール、 コハク酸シベンゾリン、 フレカイニド
ご注意

採血時期につきましては、【主な薬物検査の採血時期】をご参照下さい。

血中薬物検査のご依頼に当たっては、分離剤入り採血管は使用しないで下さい。測定値が分離剤の影響を受ける場合があります。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

容  器  
採取容器
提出容器

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