検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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入力コード 05092  統一コード 3L896 
項目名 ピルシカイニド
Pilsicainide chloride
実施料
[470]
判断料区分  
健康保険名称  イ 特定薬剤治療管理料1 不整脈用剤 
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
ヘパリン血漿
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 ヘパリン血漿 0.5
10 → 02
凍結
報告所要日数
3~4日
有効治療濃度  
μg/mL

0.2~0.9

臨床的
意義 
頻脈性不整脈治療剤。腎機能をみながら血中濃度測定を行う。
  1. 作用
 塩酸ピルジカイニドは難治性の頻脈性不整脈の治療薬である。

 基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症)があり、心不全を来すおそれのある患者は心室頻拍、心室細動などを起こしやすいので投与に際しては慎重に観察するよう指示されている薬剤である。

 健常成人に50mg単回経口投与後1~2時間後に最高濃度に達し、半減期は4~5時間と報告されている。

 腎排泄型の薬剤なので、クレアチニンクリアランスを指標にして投与間隔や投与量が決定され、血中濃度測定で管理が行なわれる。

2. 禁忌
 うっ血性心不全、高度の房室ブロックや洞房ブロックのある患者には禁忌とされている。
【主な商品名】サンリズム、タツピルジン、リズムコート、リズムサット
【剤型】カプセル、錠剤
主に用いられる疾患 
頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用できないかまたは無効の場合)
副作用 
心室細動、心室頻脈、心房細動、期外収縮増多、QRS幅の増大、QT延長、房室ブロック、洞房ブロック、洞停止、徐脈、上室性頻拍、血圧低下、動悸、胸部不快感、消化器異常、めまい、頭痛、眠気、肝機能障害、リンパ球の減少、好酸球の増加、過敏症
関連項目 キニジン, プロカインアミド, N-アセチルプロカインアミド, ジソピラミド, リドカイン, アプリンジン, プロパフェノン, メキシレチン, アミオダロン, ピルメノール, シベンゾリン, フレカイニド,
ご注意

採血時期につきましては、【主な薬物検査の採血時期】をご参照下さい。

血中薬物検査のご依頼に当たっては、分離剤入り採血管は使用しないで下さい。測定値が分離剤の影響を受ける場合があります。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

容  器  
採取容器
提出容器

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