検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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入力コード 26204  統一コード 3M817 
項目名 6-チオグアニンヌクレオチド(6-TGN)
6-thioguanine nucleotide
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
EDTA加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13
冷蔵(凍結不可)
報告所要日数
6~8日
基準値  

※チャート欄参照

臨床的
意義 
抗悪性腫瘍剤6-メルカプトプリンや免疫抑制剤アザチオプリンの代謝産物。
副作用回避を目的に血中濃度が測定される。
  1. 作用機序と体内動態
 6-TGN(6-チオグアニン ヌクレオチド)は、急性リンパ球性白血病など血液系悪性腫瘍の治療に用いられる6-MP(6-メルカプトプリン)と、クローン病など炎症性腸疾患の治療に使われるAZP(アザチオプリン)の活性代謝産物である。6-MPとAZPは、プリン体代謝のサルベージ回路に位置するHGPRT(ヒポキサンチン・グアニン ホスホリボシルトランスフェラーゼ)によってTIMP(6-チオイノシン1リン酸)に変換され、さらに細胞内で6-TGNに代謝される。6-MPには、この他にもTPMP(チオプリンS-メチルトランスフェラーゼ)によって6-MMP(6-メチルメルカプトプリン)に達する経路が存在する。
 6-TGNには毒性があるため骨髄抑制や出血など重篤な副作用を起こす可能性があり、また不活性代謝物とされる6-MMPも高濃度の場合は肝毒性を起こすことがある。
2. 禁忌
 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者、白血球数3000/mm3以下の患者(白血球数が更に減少することがある)、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、痛風の治療薬フェブキソスタット、トピロキソスタットを投与中の患者
【商品名】イムラン、アザニン、ロイケリン
【剤型】錠剤、散剤
主に用いられる疾患 
6-メルカプトプリン:急性白血病、慢性骨髄性白血病
アザチオプリン:腎移植、肝移植、心移植、肺移植における拒絶反応の抑制。ステロイド依存性のクローン病の緩解導入および緩解維持。ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持。
副作用
骨髄機能抑制、肝機能障害、感染症、出血傾向など
 

※6-TGNと6-MMP(6-メチルメルカプトプリン)の血球数換算値および6-MMP/6-TGN比をご報告致します。

チャート 

「6-TGN」基準値

容  器 
提出容器

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