検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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分野別:
入力コード 26787  統一コード  
項目名 オキシコドン
Oxycodone
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
凍結
報告所要日数
5~11日
基準値  
ng/mL

(基準値)

検出せず

臨床的
意義 
医療用オピオイド。
   医療用オピオイドはがん性疼痛の緩和に優れた効果を発揮し、また生命予後の改善にも繋がるものとして、WHOによる『三段階除痛ラダー』などでも早期からオピオイドを使用することが推奨されている。

しかしながら、わが国の緩和医療におけるオピオイド使用率は他の先進国に比べて低水準に留まってきた。その背景には薬物依存や副作用に対する懸念もあるが、オピオイド鎮痛薬の処方・使用方法が必ずしも標準化されておらず、医師の経験に委ねられることも一因と思われる。

 実際、オピオイドの必要量の個体差は大きく、患者個々のオピオイド感受性が数倍に及ぶとの報告もある。理論的に、オピオイドが鎮痛効果を発揮するには“最低有効鎮痛濃度(minimum effective analgesic concentration)”を超える必要があるが、その血中濃度は患者の肝機能・腎機能はもとより、薬物代謝酵素の遺伝子多型などの諸要因の影響を受ける。こうしたさまざまな課題がありつつ、“麻薬”として法的規制の対象でもあるオピオイドの血中濃度測定は一般に行われておらず、投与量と鎮痛効果の間の明確なエビデンスが未だ乏しいことは否めない。

 医療用オピオイドの適正使用のため、投与量-血中濃度相関のデータ蓄積などの手段に利用されることを期待している。
ご注意

血中薬物検査のご依頼に当たっては、分離剤入り採血管は使用しないで下さい。測定値が分離剤の影響を受ける場合があります。

容  器  
採取容器
提出容器

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