検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2019年4月1日時点の情報です。

入力コード 00926  統一コード 4B035 
項目名 遊離サイロキシン(FT4)
thyroxine, free
実施料
130
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  遊離サイロキシン(FT4) 
検査方法
CLIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値  
ng/dL

0.70~1.48

臨床的
意義 
甲状腺ホルモンの一種。T4は、ほとんどが蛋白と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。
   甲状腺ホルモン(T4、T3)は大部分が結合蛋白(主にTBG)と結合している。サイロキシン(T4)においては、遊離型(FT4)の占める割合はおよそ0.02~0.03%である。遊離型のみ生物活性をもつのでFT4を測定することは重要であるが、以前は測定自体が困難で、主に総サイロキシンが測定されてきた。しかし近年では容易に測定できるようになり、また抗T4抗体の影響を受けない測定系も開発されたので甲状腺機能検査の主流になっている。

 日内変動や食事の影響がほとんどないので特に採血上の制約はない。高値が認められた場合は、甲状腺機能亢進症か亢進を伴わない甲状腺中毒症を鑑別するためにヨード摂取率を検査する。TBG異常もチェックする必要があり、T4、あるいはT3、TBGも測定するのが望ましい。
高値を示す病態 
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、甲状腺中毒症、亜急性甲状腺炎、甲状腺ホルモン不応症
低値を示す病態 
原発性甲状腺機能低下症、下垂体性甲状腺機能低下症、視床下部性甲状腺機能低下症、妊娠後期
関連項目 甲状腺刺激ホルモン(TSH), 総サイロキシン(T4), トリヨードサイロニン(T3), 遊離トリヨードサイロニン(FT3), サイログロブリン(Tg), 抗サイログロブリン抗体(Tg-Ab), 抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab), TSH刺激性レセプター抗体(TSAb)(甲状腺刺激抗体), サイロキシン結合グロブリン(TBG), TSHレセプター抗体定量(TRAb定量), サイロイドテスト(抗サイログロブリン抗体), マイクロゾームテスト(抗マイクロゾーム抗体),
チャート 

甲状腺ホルモンの代謝経路

容  器 
提出容器

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