検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2019年4月1日時点の情報です。

入力コード 03825  統一コード 5D025 
項目名 塩基性フェトプロテイン(BFP)
basic fetoprotein (BFP)
実施料
150
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  塩基性フェトプロテイン(BFP) 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
3~6日
基準値  
ng/mL

75 未満

臨床的
意義 
各種癌において比較的一定な陽性率を示す癌マーカー。術後の再発の指標としても有用。
   塩基性フェトプロテイン(BFP)は、1974年に石井によりヒト胎児血清、腸および脳組織抽出液中に見出された塩基性の胎児性蛋白である。免疫組織化学的に胃癌、大腸癌、原発性肝癌、肺癌、乳癌、腎癌、白血病細胞などに高頻度に存在することが報告されており、腫瘍スペクトルの広いマーカーとして評価されている。

 また、BFPと他の既存の腫瘍マーカーとの間に相関性は認められず、コンビネーションアッセイにおいても有用と考えられる。

 すなわち臓器特異性は比較的低いものの、BFPは診断の確定した悪性腫瘍の経過観察には有用なマーカーと考えることができる。
高値を示す病態 
胃癌、大腸癌、肝細胞癌、胆道癌、膵癌、肺癌、乳癌、腎癌、睾丸癌、前立腺癌、卵巣癌、子宮癌、肝炎、肝硬変
関連項目 癌胎児性抗原(CEA), 組織ポリペプチド抗原(TPA),
備  考

採血後速やかに血清分離して下さい。溶血検体、または分離剤入り容器による採血では高値になる場合がありますので、避けて下さい。

チャート 

腫瘍部位とマーカーの有用性

腫瘍マーカー値の生理的変動因子

容  器  
採取容器
提出容器

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