検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2019年4月1日時点の情報です。

入力コード 02948  統一コード 5D170 
項目名 DUPAN-2
-
実施料
121
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  DUPAN-2 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
3~5日
基準値  
U/mL

150 以下

臨床的
意義 
膵癌、肝・胆道癌で上昇する血中腫瘍マーカー。ルイス抗原陰性者でも使用可能。
   DUPAN-2は、Metzgarら(1982)が膵腺癌由来培養細胞を免疫原として作製したモノクローナル抗体により認識される分子量数百万の巨大糖蛋白で、シアル酸が抗原活性に関与する糖鎖抗原と考えられている。そのエピトープは、血液型関連糖鎖の一つ シアリルLc4である。

 血中DUPAN-2値とLewis血液型は、CA19-9の場合と裏返しの関係にあり、Le抗原陰性者でより高値を示すという。

 DUPAN-2は、膵癌、肝・胆道癌にはとりわけ高い陽性率を示し、これら悪性疾患の診断補助ならびに術後・治療後の経過観察に有用な指標となる。

 なお、DUPAN-2の健常者cut-off値として一般に 150U/mLが用いられているが、良性疾患においてはかなりの偽陽性が認められる。癌特異性を考慮する場合には400U/mLをより高次のcut-off値として利用することが望ましい。
高値を示す病態 
膵癌、肝細胞癌、胆道癌、肝内胆管癌、大腸癌、慢性膵炎、慢性肝炎、肝硬変、胆石症、消化管潰瘍
関連項目 CA19-9, SPan-1抗原, エラスターゼ1, シアリルLeX-i抗原(SLX), NCC-ST-439, シアリルTn抗原(STN),
チャート 

腫瘍部位とマーカーの有用性

腫瘍マーカー値の生理的変動因子

容  器 
提出容器

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