検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2019年4月1日時点の情報です。

入力コード 00949  統一コード 5D100 
項目名 CA125
carbohydrate antigen 125
実施料
148
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  CA125 
検査方法
CLIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値  
U/mL

35.0 以下

臨床的
意義 
主に卵巣癌に有効な血中腫瘍マーカー。子宮内膜症と子宮筋腫の鑑別にも用いられる。
   CA125は、Bastら(1981)により卵巣漿液性嚢胞腺癌の腹水培養細胞を免疫原として作製されたモノクローナル抗体OC125によって認識される抗原である。胎児と成人の中皮およびミュラー氏管由来臓器や、成人の卵巣、子宮内膜、腹膜および胸膜に正常でも存在する糖鎖抗原である。

 これら臓器・組織の癌ないし炎症性疾患では著明な産生増加が認められ、とりわけ漿液性卵巣癌に極めて高い陽性率を示すことが報告されている。また、その他の婦人科癌あるいは肝胆膵領域の癌にも一定の有用性が認められる。なお、ムチン性の卵巣癌ではCA54/61の測定が有用とされる。

 こうした腫瘍マーカーとしての臨床応用に加えて、近年CA125は子宮内膜症の診断ならびに治療の側面からも評価されるようになった。子宮内膜症でCA125が高い陽性率を示すことは早くから知られ、子宮筋腫との鑑別および子宮筋腫患者の手術適応決定の指標に応用が可能である。またDanazol療法による治療経過をよく反映することから、治療効果判定の指標としても有用と思われる。

 性周期の影響を受け、月経中と妊婦(とくに初期)は高値となるので病歴聴取も重要である。
高値を示す病態 
卵巣癌、子宮体部癌、肝細胞癌、胆道癌、膵癌、子宮内膜症、腹膜炎、胸膜炎
(月経中および妊婦も軽度上昇をみる)
関連項目 CA602, CA72-4, CA54/61,
チャート 

腫瘍部位とマーカーの有用性

腫瘍マーカー値の生理的変動因子

容  器 
提出容器

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