検査項目解説検査項目解説

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入力コード 30253  統一コード 5G076 
項目名 抗SS-A抗体(抗SS-A/Ro抗体) 《CLEIA》
antiSjögren's syndrome A(Ro) antibody, CLEIA
実施料
163
判断料区分 免疫 
健康保険名称  抗SS-A/Ro抗体定量 
検査方法
CLEIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値  
U/mL

10.0 未満

臨床的
意義 
両抗体ともシェーグレン症候群でみられる自己抗体。A抗体は他の膠原病でも高率で検出され、B抗体はシェーグレン症候群の特異性が高い。
   抗SS-A、SS-B抗体のSSはシェーグレン症候群の名称に由来する。

 この両抗体は免疫学的には各々独立したものであるが、同一患者に併存してみられる場合が多い。

 シェーグレン症候群は、唾液腺や涙腺などの外分泌腺の炎症や機能不全、機能低下で始まる自己免疫疾患で、眼球乾燥、口内乾燥で発症し、全身の外分泌機能の低下が起こり、尿細管アシドーシスを併発する。

 一般に抗SS-A抗体の方がSS-B抗体より高頻度に検出され、抗体価も高い場合が多い。また、SS-B抗体は単独で陽性になることは少なく、SS-A抗体を併存する場合が多い。抗SS-A抗体は自己抗体のなかで最も多く検出される抗体の一つで、シェーグレン症候群以外でも関節リウマチやSLEなどのさまざまな自己免疫疾患で陽性を示すことがある。一方、抗SS-B抗体はシェーグレン症候群に特異的である。

 また、新生児ループスを発症した児を出産した母親の血清中には抗SS-A抗体が高率に検出されるといわれている。
陽性を示す病態 
シェーグレン症候群、SLE(全身性エリテマトーデス)、関節リウマチ、多発性筋炎、皮膚筋炎、全身性進行性強皮症(PSS) など
関連項目 抗Scl-70抗体(抗トポイソメラーゼI抗体) 《免疫拡散法》, 抗Scl-70抗体(抗トポイソメラーゼI抗体) 《CLEIA》, 抗核抗体(ANA), 抗RNP抗体(抗U1-RNP抗体) 《免疫拡散法》, 抗RNP抗体(抗U1-RNP抗体) 《CLEIA》, 抗DNA抗体, 抗ds DNA抗体IgG, 抗ds DNA抗体IgM, 抗Sm抗体 《免疫拡散法》, 抗Sm抗体 《CLEIA》, 抗セントロメア抗体, 抗カルジオリピン・β2GPI複合体抗体(抗CL-β2GP1抗体), 免疫複合体(C1q), 血清補体価(CH50), リウマチ因子定量, IgG型リウマチ因子,
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