検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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入力コード 03606  統一コード 5G160 
項目名 リウマチ因子定量
rheumatoid factor, quantitative
実施料
30
判断料区分 免疫 
健康保険名称  リウマトイド因子(RF)定量 
検査方法
LA(ラテックス凝集比濁法)
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値  
IU/mL

15 以下

臨床的
意義 
リウマチ因子(RF)の量を定量的に把握。関節リウマチの診断スクリーニング等に有用。
   リウマチ因子(RF)はヒト変性IgGのFc部分に対する抗体で、1940年にWaalerとRoseにより発見された。RFは関節リウマチ(RA)患者の70~90%にみられ、統計にもよるが、RF陽性者の40%程度が関節リウマチであるといわれる。

 関節炎の中には関節リウマチの他に多くの疾患が存在するが、それらはRFが陽性であるか陰性であるかが診断の手がかりとなる。RFの上昇を通常みない関節炎には変形性関節症や痛風、ライター症候群などがある。このほか全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病、慢性肝疾患などでもRFは軽度ながら上昇をみることがある。

 RFの検査法には、定性試験としてLA(ラテックス凝集比濁法)、半定量法としてPA(粒子凝集試験)が用いられている。これに対し、本検査は免疫比濁法によりRFを定量するもので、2008年に保険適用外になったRA(定性)やRAPAに代わる検査として診断スクリーニングに有用である。
高値を示す病態 
関節リウマチ(RA)、膠原病、肝硬変、慢性感染症、高齢者の一部

[関節症状を認めるが通常RF高値を伴わない病態]
 骨関節症、痛風、ライター症候群、リウマチ熱、強直性脊椎炎(関節炎におけるseronegative例として)
関連項目 IgG型リウマチ因子, 抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF), 抗核抗体(ANA), 免疫複合体(C1q), 血清補体価(CH50), CRP 《定量》,
算定備考

「リウマトイド因子定量」、「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たる2項目のみ算定ができます。

「抗ガラクトース欠損IgG抗体」と同時に測定した場合は、主たるもののみ算定ができます。

チャート 

膠原病 臨床診断の進め方

膠原病の診断基準

膠原病にみられる特徴的な検査異常

容  器 
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