検査項目解説

掲載内容は、2014年10月1日までの情報です。ご注意下さい。

入力コード 00254 
項目名 抗グロブリン試験 間接クームス試験
indirect Coombs (indirect antiglobulin test)
実施料 
34
判断料区分 免疫 
健康保険名称  Coombs試験 間接 
検査方法
カラム凝集法
検査材料 
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
 1  血清   1.5
01
冷蔵
報告所要日数
2〜3日
基準値  

(−)

臨床的意義  溶血の原因である不完全抗体を検出する検査。血清中に遊離している不完全抗体の存在証明に用いられる。
   抗グロブリン試験の原理は、1908年Moreschiにより報告され、1945年Coombs、Mourant、Raseらにより実用化された。

 不完全抗体であるIgGが赤血球膜表面抗原に結合した場合、それだけでは凝集に至らない。しかしここにクームス血清を加えると、赤血球表面の抗体同士に架橋が形成され、赤血球は凝集をおこす。この原理を利用して、患者血清中の不完全抗体と、O型赤血球を反応させ不完全抗体を検出するのがクームス試験である。

 本試験の目的は溶血性疾患の原因である不完全抗体を検出することにある。すなわち、

 1. 新生児溶血性疾患や血液型不適合による溶血性副作用の診断
 2. 自己免疫性溶血性貧血患者の治療効果の判定

 などに用いられる。


 なお、直接クームス試験は赤血球膜表面抗原にすでに結合している不完全抗体の証明に使われる(直接クームス試験参照)。これに対し間接クームス試験は、被検血清にまず抗原をもつ赤血球(市販のパネルセル)を加えて反応させた後、クームス血清を加えて凝集の有無をみる。すなわち、直接クームスは赤血球膜表面の、間接クームスは血清中の不完全抗体の証明に用いられる検査である。
陽性を示す病態 
不規則抗体による輸血時の溶血、自己免疫性溶血性貧血、血液型不適合妊娠による新生児溶血性疾患 など
関連項目 Rho(D)因子(Rh(D)血液型)、 抗グロブリン試験 直接クームス試験、 総ビリルビン(T-BIL)、 直接ビリルビン(D-BIL)、 間接ビリルビン(I-BIL)、 ハプトグロビン(Hp) (型判定)、 ABO式血液型、 Rh-Hr式血液型、 不規則性抗体
備  考

他の項目とは別に、単独検体にてご提出下さい。

ご依頼に際しては、検査の留意点(【血液型検査の留意点】)を必ずご覧下さい。

チャート 

血液型検査の留意点

容  器 
提出容器

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