検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年10月1日時点の情報です。

入力コード 04937  統一コード 5E115 
項目名 ベロ毒素検出
vero toxin detection
実施料
194
判断料区分 微生 
健康保険名称  大腸菌ベロトキシン定性 
検査方法
RPLA法
検査材料
菌株
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 菌株
※チャート欄参照
常温
報告所要日数
4~8日
臨床的
意義 
腸管出血性大腸菌(O157, O26等)が産生するベロ毒素を検出。
   腸管出血性大腸菌により惹起される出血性大腸炎の原因は、菌の産生するベロ毒素(VT)にあることが知られている。VTは志賀赤痢菌が産生する志賀毒素とアミノ酸配列において同一のVT1と、VT1に対して約55%の相同性を有するVT2に大別される。両者はいずれも細胞毒性を発揮して腸管出血をもたらす。VT2にはさらにいくつかのvariantが知られるものの、分離頻度はまれである。

 現在、腸管出血性大腸菌と同定された血清型には、1996年に岡山県で発生した食中毒事件で有名になったO157:H7をはじめとして多くの型の報告がある。その病原性の如何はVT産生性の有無をもって最終的に判定されるため、血清型別に拘わらず分離菌に対し、VT産生性試験を実施する必要がある。本検査は培養検査を行うことなく糞便中からEIA法によりベロ毒素を直接検出するものである。


 おもな病原性大腸菌の血清型はチャート欄を参照。
ベロ毒素(VT1,VT2)の型別判定を行い、検出された型を報告致します。
陽性を示す病態 
腸管出血性大腸菌感染症(O157:H7の他、O26:H11、O111:H-、O128:H2、O145:H-等が報告されている)
関連項目 塗抹鏡検〈尿・喀痰/その他〉, 培養・同定 口腔・気道・呼吸器, 培養・同定 消化器, 培養・同定 泌尿器・生殖器, 培養・同定 血液・穿刺液, 培養・同定 その他の部位,
算定備考

大腸菌の抗原定性検査の結果より病原性大腸菌が疑われる患者に対して行った場合に算定できます。

チャート 

主な微生物輸送培地・容器

下痢原生大腸菌の種類、病原因子、症状

主な病原性大腸菌血清型分類表

提出容器

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