検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年10月1日時点の情報です。

入力コード 04215  統一コード 6C010 
項目名 感受性検査 1菌種
antimicrobial susceptibility
実施料
170
判断料区分 微生 
健康保険名称  1菌種 
検査方法
微量液体希釈法/ディスク拡散法
検査材料
培養同定に同じ
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 培養同定に同じ
※チャート欄参照
報告所要日数
4~6日
臨床的
意義 
喀痰、血液、尿などの検体より分離された細菌に対し、有効な抗菌薬を明らかにする検査。
   感染症の適正な化学療法を行うためには、原因菌に対して優れた抗菌力を有する薬剤の選択が重要である。薬剤感受性検査は、検出菌それぞれに対し、どの抗菌薬が有効かを明らかにする検査である。薬剤選択の指標として現在広く行われている。本検査で抗菌スペクトラムを知ることにより、有効薬剤の評価ができるだけでなく、薬剤感受性パターンから菌種の同一性を類推することも可能である。

 一方、感受性検査の集積は、分離された細菌における感受性値の年次推移、感受性分布の調査による疫学適応用にも利用され、感受性検査は、臨床、治療上はもちろん、細菌学的、疫学的にも重要なものとなっている。

 化学療法剤は各々一定の抗菌スペクトルをもち、それぞれ細菌がある抗生物質に感受性か、耐性かはある程度決まった傾向がある。しかし、化学療法の普及に伴い臨床材料からの耐性菌の分離頻度は年々増加している。その薬剤に感受性のない抗生剤の投与は、費用、時間の無駄のみならず副作用や耐性菌の産生などの弊害も大きい。したがって個々の症例に即した感染症の治療には薬剤感受性検査が欠くことのできない検査となっている。
備  考

CLSI法

【菌種別薬剤感受性セット】参照

 

※感受性検査を実施できない菌種は、レジオネラ菌、放線菌、真菌(酵母様真菌を除く)、百日咳菌、ガードネレラ、トリコモナス、ノカルジアです。
酵母様真菌については「酵母様真菌感受性検査」をご依頼下さい。

※最小発育阻止濃度MIC値(単位:μg/mL)およびS.I.Rをご報告致します。「薬剤感受性検査の実施薬剤」をご参照下さい。

※次の菌種は微量液体希釈法によるMIC値報告の適用外とし、ディスク拡散法にて検査を実施しS.I.Rをご報告致します。淋菌、髄膜炎菌(泌尿器由来)、キャンピロバクター(消化器材料由来)、Moraxella catarrhalisおよびStreptococcus anginosus group。
また、これら指定菌種以外につきましても、微量液体希釈法による初回検査の結果が「判定不能」となった場合には、ディスク拡散法にて再検査を実施致します。

算定備考

培養の結果、菌が検出できず実施できなかった場合は算定できません。

チャート 

主な微生物輸送培地・容器

微生物学検査のご依頼について

菌種別薬剤感受性セット

薬剤感受性検査の実施薬剤

提出容器

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