WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00772

pH[髄液検査]

1C025-0000-041-901

髄液
0.5

27

冷蔵

試験紙法

7.4~7.6

2~3日

項目
コード
検査項目

00772

pH[髄液検査]

1C025-0000-041-901

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
髄液
0.5

27

冷蔵

試験紙法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

7.4~7.6

2~3日

備考

「髄液検査」中分類共通の特記事項

  • 「髄液検査」を「微生物学検査(髄膜炎菌)」と併せてご依頼の場合は、検体を常温にてご提出ください。

容器

容器番号27:滅菌スピッツ管

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 微生物学検査

検査項目解説

臨床的意義

髄液は、動脈血に比べ、ややアルカリ寄りである。日本脳炎や飢餓状態で酸性となる。

 髄液は、脳室および脊髄腔にある水様透明な液体で中枢神経の保護とその代謝に重要な働きをしている。脳室の上皮細胞で血液が濾過されて生成されるため、そのpHは血液とほぼ並行する。

 日本脳炎では肝臓における脂質代謝が障害を受けるため、ケトン体が体内に増加し、髄液中にも増量するためpHが低下する。

 また、髄膜炎や脳出血により飢餓状態が続く場合も、ケトアシドーシスに伴い発病2週目ごろよりpHが低下する。

【酸性を示す疾患】

日本脳炎飢餓

関連疾患

A83.0.1:日本脳炎 A80-A89:中枢神経系のウイルス感染症
T73.0.1:飢餓 T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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