検査項目解説

掲載内容は、2014年10月1日までの情報です。ご注意下さい。

入力コード 00792 
項目名 蛋白定量
protein, quantitative, puncture fluid
実施料 
11
判断料区分 生T 
健康保険名称  総蛋白 
検査方法
ピロガロールレッド/ビウレット法
検査材料 
穿刺液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
 1  穿刺液   1
27
冷蔵
報告所要日数
2〜3日
基準値  
g/dL

浸出液 4.0 以上

漏出液 2.5 以下

臨床的意義  腹水・胸水などの穿刺液中の蛋白量を測定することにより、浸出液か漏出液かを判定。
   腹水および胸水などの穿刺液が、滲出液なのかを推測するための検査である。

 一般に「浸出液(滲出液)」は漿膜の炎症により出現し、繊維素を多量に含む上、多核系白血球やリンパ球を含む。これに対し「漏出液」は非炎症性の原因により現れ、微量の繊維素を含み蛋白量は浸出液に比べ少なく中皮細胞や組織球を含む。

 以下に穿刺液の性状と想起すべき疾患を列挙する。

[胸水]
 浸出液:急性・慢性胸膜炎(結核性・ウイルス性・真菌性など)

 漏出液:ネフローゼ症候群、うっ血性心不全、肝硬変、粘液水腫

[腹水]
 浸出液:急性腹膜炎、癌性腹膜炎、結核性腹膜炎

 漏出液:ネフローゼ症候群、うっ血性心不全、肝硬変、門脈閉塞など
関連項目 培養・同定 口腔・気道・呼吸器、 培養・同定 消化器〈胆汁・胃液/その他〉、 培養・同定 泌尿器・生殖器、 培養・同定 血液・穿刺液、 培養・同定 その他の部位、 MAC同定-DNA《TaqManPCR法》、 マイコバクテリウム・カンサシ-DNA同定、 結核菌群抗原(結核菌群迅速同定)、 糖定量[腹水・胸水・穿刺液検査]、 リバルタ反応[腹水・胸水・穿刺液検査]、 沈渣[腹水・胸水・穿刺液検査]
容  器 
提出容器

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