WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05448

血管内皮増殖因子
(VEGF)

4Z305-0000-022-023

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

38.3 以下

項目
コード
検査項目

05448

血管内皮増殖因子
(VEGF)

4Z305-0000-022-023

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

pg/mL

38.3 以下

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 細胞培養上清も検査可。
  • 血清は検査不可。

算定

  • 実施料適用外です。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

血管内皮細胞に特異的に作用して、増殖や新生にあずかり、がん細胞に血流を与える因子である。固形腫瘍患者で増加する。

 血管内皮増殖因子(VEGF)は、下垂体星状濾胞細胞の培養液より単離された増殖因子で、血管内皮細胞に特異的に作用する特徴がある。VEGFは下垂体星状濾胞細胞の他、マクロファージ、平滑筋線維、胚線維芽細胞などの多種の正常細胞あるいは腫瘍細胞での産生が報告されている。

 VEGFは血管内皮細胞の増殖による血管新生促進、血管透過性亢進作用を有することから、血管新生が重要な役割を果たす各種疾患との関連は興味深い。例えば、固形腫瘍患者血中での濃度上昇が報告されており、腫瘍組織の増大とその維持への関与が示唆される。

 さらに、関節リウマチの炎症巣、あるいは糖尿病性網膜症にみられる異常血管新生や眼内液中のVEGFの動態も注目される。

【高値を示す疾患】

悪性腫瘍

関連疾患

C80.9.7:悪性腫瘍 C76-C80:その他の部位不明腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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