WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

45079

曜日指定

キメリズム解析《移植前》chimerism analysis

8C981-9902-019-955

8C981-9902-046-955

開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

骨髄液
1

 

14

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

フラグメント解析法

5~11日

項目
コード
検査項目

45079

曜日指定

キメリズム解析《移植前》chimerism analysis

8C981-9902-019-955

8C981-9902-046-955

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

骨髄液
1

 

14

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

フラグメント解析法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

5~11日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)

依頼

  • 『遺伝子検査依頼書』をご利用ください。
  • 「移植後」解析をご依頼の場合は、弊社での「移植前」および「ドナー」の検査依頼が必要です。他の施設で実施した検査結果ではお預かりできませんのであらかじめご了承ください。
  • 患者名の記入は次の例をご参照ください。
    記入例)
     レシピエント:ヤマダ タロウ、
        ドナー:ヤマダ ハナコの場合
    移植「前」「後」「ドナー」の情報は、患者名の後に一文字空けてご記入ください。
    • [45079] 移植前 →ヤマダ タロウ マエ
    • [45081] ドナー →ヤマダ タロウ ドナー
      (ドナーの依頼時は、レシピエント名にしてご依頼ください)
    • [45083] 移植後 →ヤマダ タロウ アト
  • 再移植後の初回出検の際は、あらかじめご連絡ください。

検体

  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「遺伝子解析検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
    [ご参考]「弊社の倫理方針」(チャート参照)を掲載しています。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号22:骨髄液保存容器

  • 採取量: 下記のとおり
  • 添加剤: 保存液 2mL
    (RPMI1640,子牛血清)
  • 保管方法:冷蔵/凍結
  • 有効期間:外袋表示
  • 主な検査項目: 染色体検査
    (採取量0.5mL),
    遺伝子検査
    (各検査項目の要項に記載)

参考文献

Nollet, F. et al.: Bone Marrow Transplant 28, (5), 511, 2001.
山崎房子, 他: 臨床検査 44, (3), 327, 2000.

検査項目解説

臨床的意義

骨髄および幹細胞移植後のレシピエントにおけるドナー細胞の生着状況を把握する検査である。

 造血幹細胞移植は、その対象が50歳以上の高齢者にも拡大された2000年以降、実施件数が年々拡大している。

 造血幹細胞移植においては、レシピエント(患者)の血液細胞がドナー(提供者)由来細胞に置き換わるための(ドナー由来細胞の)生着の確認が重要である。とりわけ、骨髄幹細胞などに比して生着能力が相対的に低く、生着までに日数を要する臍帯血移植の割合が高まっているなかにあって、生着確認を的確に実施することの重要性は増しているといえる。移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在するキメリズムと呼ばれる状態が出現するため、生着確認には由来を異にする細胞同士を識別し得るマーカーがなければならない。

 これまでキメリズムの状態を把握するためのキメリズム解析にはさまざまな手法が提案されてきたが、定量性ならびに感度に優れ、かつほぼ全ての移植患者に適用できるマーカーが、ヒトゲノム内に多数散在するマイクロサテライト/短鎖反復配列(short tandem repeat:STR)マーカーである。

 STRは個々人でその反復配列の繰り返し数に違いを認めることから、個体識別に好適であり、法医学領域でも個体識別に利用されている。

【陽性を示す疾患】

[移植後]
骨髄移植の拒絶反応GVHD・末梢血幹細胞移植後

関連疾患

T86.0:骨髄移植の拒絶反応 T80-T88:移植関連の疾患
T86.8.1:GVHD・末梢血幹細胞移植後 T80-T88:移植関連の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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