WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

50105

大腸癌HER2/neu
《FISH法》

8C053-9941-075-841

8C053-9941-075-841

未染標本スライド
5枚(4μm厚)

または

パラフィンブロック(腫瘍組織)

20

 

 

常温

 

常温

FISH法

2700

N005 1

病理

9~13日

項目
コード
検査項目

50105

大腸癌HER2/neu
《FISH法》

8C053-9941-075-841

8C053-9941-075-841

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
未染標本スライド
5枚(4μm厚)

または

パラフィンブロック(腫瘍組織)

20

 

 

常温

 

常温

FISH法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

2700

N005 1

病理

9~13日

備考

項目

  • コンパニオン診断薬を用いた検査です(トラスツズマブおよびペルツズマブ)。

依頼

  • 『病理組織(特殊染色・免疫染色)依頼書』をご利用ください。

検体

  • 推奨固定時間:24~48時間。
  • スライドは剥離防止コートスライドガラスをご使用ください。組織標本の固定は10%中性緩衝ホルマリンが推奨されています。
    スライド枚数については、再検査用の検体も含んでいます。

日数

  • 所要日数に再検査の日数は含まれません。また、パラフィンブロックでご依頼の場合は別途日数がかかる場合があります。

参考

  • コンパニオン診断薬などの情報については、PMDAのwebサイトにて最新情報をご確認ください。

「病理学検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「病理組織・細胞診検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

「病理組織検査」中分類共通の特記事項

  • [ご参考]「病理組織 材料の提出方法」(チャート参照)を掲載しています。

診療報酬

  • 保険名称:HER2遺伝子標本作製/単独の場合
  • 実施料:2700
  • 診療報酬区分:N005 1
  • 判断料区分:病理学的検査料

厚生労働省通知原文「注釈」

■ HER2遺伝子標本作製は、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体抗悪性腫瘍剤の投与の適応を判断することを目的として、FISH法、SISH法又はCISH法により遺伝子増幅標本作製を行った場合に、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。

■ 本標本作製と「N002」免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製の「3」を同一の目的で実施した場合は、本区分の「2」により算定する。

抗HER2ヒト化モノクローナル抗体抗悪性腫瘍剤の投与の適応を判断することを目的として行った場合に、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定できます。
HER2タンパクの免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製を併せて実施した場合は、3050点を算定できます。

容器

容器番号20:プレパラート

  • 容量: -
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血液像,細胞診

検査項目解説

臨床的意義

大腸癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブおよびペルツズマブの適応を判定するための補助検査である。

 がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌患者に対しコンパニオン診断薬を用いて、抗HER2抗体トラスツズマブ(商品名:ハーセプチン(R))およびペルツズマブ(商品名:パージェタ(R))の併用療法の適応を判定するための補助検査である。

 本検査は、HER2蛋白の発現状況またはHER2の遺伝子増幅を調べる。

【陽性を示す疾患】

大腸癌

関連疾患

C18.9.12:大腸癌 C15-C26:消化器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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