WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 3 月 3 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 健常者参考値(単位) | 実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13682 |
PFAS |
遠心
または
遠心
|
01 ↓
02
14 ↓
02 |
1週 冷蔵
1週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
項目 コード |
検査項目 |
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13682 |
PFAS |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
または
遠心
|
01 ↓
02
14 ↓
02 |
1週 冷蔵
1週 冷蔵 |
LC-MS/MS |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
ng/mL |
備考
報告
- PFAS7種(PFOA, PFOS, PFHxS, PFNA, PFDA, PFUnA, N-MeFOSAA)の各濃度および合算値と、PFAS4種(PFOA, PFOS, PFHxS, PFNA)の合算値をご報告します。
「研究検査」分野共通の特記事項
- [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。
容器
参考文献
The National Academies, doi.org/10.17226/26156.
検査項目解説
臨床的意義
幅広い用途で使用されているPFAS7種を測定する検査である。
PFAS(per- and polyfluoroalkyl substances)は、有機フッ素化合物の一種で、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称である。
PFASのうち、撥水性、撥油性、耐熱性、耐薬品性などの優れた化学特性を有するものは、撥水剤、コーティング剤、消火剤、フッ素樹脂の製造助剤などの幅広い用途で使用されてきた。難分解性であることから、高蓄積性、長距離移動性という性質があり、国内外で規制やリスク管理が取り進められている。
PFASの中でも代表的なPFOA、PFOS、PFHxSは、国際条約である「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(POPs条約)にて規制されており、また日本においても「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(化審法)にて第一種特定化学物質に指定され、現在では原則として製造・輸入・使用が禁止されている。
人体への影響については、さまざまな報告があるものの統一された結論に至っておらず、今後の調査や研究を進めるにおいても、血中のPFAS濃度の測定が注目されている。
本検査ではLC-MS/MS法を用いて血清または血漿中の7種類のPFAS濃度を測定する。
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.