WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 10 月 1 日時点の情報です。
| 項目 コード | 検査項目 | 採取量(mL) 遠心提出量(mL) | 容器 | 安定性 保存 方法 | 検査方法 | 基準値 (単位) | 実施料 診療報酬区分 判断料区分 | 所要日数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12432 | 甲状腺刺激ホルモン | 
 遠心 
 
 | 
 
 
 01 | 
 
 12週 冷蔵 | CLIA | mIU/L 0.610~4.23 | 98 D008 6 生Ⅱ | 2~3日 | 
| 項目 コード | 検査項目 | 
|---|---|
| 12432 | 甲状腺刺激ホルモン | 
| 採取量(mL) 遠心提出量(mL) | 容器 | 安定性 保存 方法 | 検査方法 | 
|---|---|---|---|
| 
 遠心 
 
 | 
 
 
 01 | 
 
 12週 冷蔵 | CLIA | 
| 基準値 (単位) | 実施料 診療報酬区分 判断料区分 | 所要 日数 | 
|---|---|---|
| mIU/L 0.610~4.23 | 98 D008 6 生Ⅱ | 2~3日 | 
備考
項目
- [02503]甲状腺刺激ホルモン(TSH)《CLIA》で得られた値に補正係数1.09を乗じた測定値です。
- 日本臨床検査医学会「甲状腺刺激ホルモン(TSH)値のハーモナイゼーションについて」(2020年1月30日)
参考
- チャート参照:透析管理料の対象項目です。
診療報酬
- 保険名称:内分泌学的検査/甲状腺刺激ホルモン(TSH)
- 実施料:98
- 診療報酬区分:D008 6
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)
検査項目解説
臨床的意義
TSHをIFCC基準適合検査値準拠で報告する。
 甲状腺刺激ホルモン(TSH)値は、測定キット間差が大きく、最大で1.6倍程度の差が確認されている。このような状況の中、国際臨床化学連合(IFCC)甲状腺機能検査標準化委員会(C-STFT)では、全世界13社の試薬メーカーのキット間差を解消する取り組み(Phase IV)をはじめ、その成果が国際学術誌(ClinChem 2017;63;1248-60)に発表された。標準化の手法としては、TSHは基準となる測定法がないため、各試薬メーカーの測定値の平均値にそろえる(ハーモナイゼーション)方法が採用された。
 世界に先駆け、日本臨床検査医学会標準化委員会からTSH値のハーモナイゼーションについての方針として、実測値に補正係数を乗じるなどしてIFCC基準適合検査値(Phase IV)に準じた測定値とすることが示された。
 本検査は、IFCC基準適合検査値(Phase IV)に準拠した測定値を報告する。ハーモナイゼーションで設定された日本人成人の基準範囲を採用したTSHハーモナイゼーション対応項目である。
【高値を示す疾患】
クレチン病,甲状腺機能低下症,亜急性甲状腺炎,慢性甲状腺炎
【低値を示す疾患】
バセドウ病,甲状腺機能亢進症
関連疾患
E00.9.1:クレチン病  → E00-E07:甲状腺疾患
E03.9.4:甲状腺機能低下症  → E00-E07:甲状腺疾患
E06.1.1:亜急性甲状腺炎  → E00-E07:甲状腺疾患
E06.3.6:慢性甲状腺炎  → E00-E07:甲状腺疾患
E05.0.2:バセドウ病  → E00-E07:甲状腺疾患
E05.9.5:甲状腺機能亢進症  → E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

