WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 最低希釈倍率 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

02156

コクサッキー A群5型《NT》coxsackie virus type A5

5F285-1430-023-151

5F285-1430-041-151

血液
1

遠心

血清
0.3

または

髄液
0.4

 

 

01

 

02

 

 

冷蔵

 

冷蔵

NT

血清 4 倍
髄液 原液

79

D012 11

免疫

9~22日

項目
コード
検査項目

02156

コクサッキー A群5型《NT》coxsackie virus type A5

5F285-1430-023-151

5F285-1430-041-151

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

血清
0.3

または

髄液
0.4

 

 

01

 

02

 

 

冷蔵

 

冷蔵

NT
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

血清 4 倍
髄液 原液

79

D012 11

免疫

9~22日

備考

「ウイルス抗体」中分類共通の特記事項

  • 「ウイルス抗体(HI,CF,NT,FAT)検査の留意点」(チャート参照)をご参照ください。
    • 補体結合試験(CF):溶血血清では検査不能の場合もあります。
    • 中和試験(NT):所要日数は一応の目安です(多少遅れる場合もありますのでご了承ください)。細菌繁殖などにより培養細胞が汚染され、検査不能になる場合がありますのでご注意ください。「ウイルス型別」のある項目では必ず「型」をご指定ください。
    • EIA法・その他法:最低希釈倍率は基準値と読み替えてください。
    [ご参考] 「ウイルス抗体検査について」(チャート参照)を掲載しています。
  • 本検査は「*16」へ再委託をいたします.

診療報酬

  • 保険名称:感染症免疫学的検査/ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)
  • 実施料:79
  • 診療報酬区分:D012 11
  • 判断料区分:免疫学的検査

厚生労働省通知原文「注釈」

■ ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)

  • ア 「11」のウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に掲げるものを当該検査の対象とする。(イ) アデノウイルス(ロ) コクサッキーウイルス(ハ) サイトメガロウイルス(ニ) EBウイルス(ホ) エコーウイルス(ヘ) ヘルペスウイルス(ト) インフルエンザウイルスA型(チ) インフルエンザウイルスB型(リ) ムンプスウイルス(ヌ) パラインフルエンザウイルスI型(ル) パラインフルエンザウイルスII型(ヲ) パラインフルエンザウイルスIII型(ワ) ポリオウイルスI型(カ) ポリオウイルスII型(ヨ) ポリオウイルスIII型(タ) RSウイルス(レ) 風疹ウイルス(ソ) 麻疹ウイルス(ツ) 日本脳炎ウイルス(ネ) オーム病クラミジア(ナ) 水痘・帯状疱疹ウイルス
  • イ ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。

治療上必要な場合に行うものとし、同一検体で同一ウイルスに対する複数の測定方法を実施した場合は、所定点数のみ算定できます。

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

エンテロウイルスに属するウイルスであり、A・B群に大別され、30の血清型に分類される。主に神経系疾患および発疹疾患を引き起こす。

 コクサッキーウイルスは、エンテロウイルスに属する球形のRNAウイルスであり、A群(CA)は1~22,24(23型はエコーウイルス9型に修正)、B群(CB)は1~6に分類されている。

 コクサッキーウイルスによる疾患には、無菌性髄膜炎が知られており、A群によるヘルパンギーナ、手足口病、B群による心筋炎、CA24変異株による急性出血性結膜炎などは、流行の形で広がることがある。

 血清学的診断としては、一般に補体結合反応(CF)より中和試験の方が感度や型特異性も高い。ウイルス分離同定検査などにより、確定診断が可能である。

【陽性を示す疾患】

コクサッキーウイルス感染症

備考

  • チャート参照:コクサッキーウイルスの血清型と疾患の関係

関連疾患

B34.1.3:コクサッキーウイルス感染症 B25-B34:その他のウイルス性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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