検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 05121  統一コード 3D055 
項目名 グリコアルブミン (GA)
glycosylated albumin
実施料
55
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  血液化学検査/グリコアルブミン 
検査方法
酵素法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値(単位)  
%

12.3~16.5

臨床的
意義 
過去1~2週間の血糖コントロール指標となる糖化蛋白。共存物質や低蛋白血症の影響を受けにくい。
   グリコアルブミン(GA)はグルコースとアルブミンが非酵素的に結合して生成される代表的な糖化蛋白である。

 アルブミンの生理的半減期が約17日であることから、血中のグリコアルブミン量は過去1~2週間の平均血糖値を反映する。グリコヘモグロビン(HbA1C)が過去1~2カ月間の平均血糖値を反映するのに対し、より短期間の血糖変動の指標としてGAは開発された。

 日常臨床上しばしば認められるヘモグロビン異常症(HbA1Cの異常低値で発見されることが多い)ではHbA1Cに代わる血糖コントロール指標としてGAは有用である。

 特に透析患者においては、糖尿病性腎症合併患者の血糖コントロール指標としてHbA1Cよりも意義が認められる。すなわち、GAは蛋白の糖化度を総量ではなく%で算出するため、比較的低蛋白血症の影響を受けにくい。

 また、HbA1Cと比較しても、腎不全に伴う高窒素血症で生ずるカルバミル化Hb(みかけ上高値をとる)の影響をGAは受けない利点を持つ。

【高値を示す病態】
 糖尿病(高血糖が持続した症例ほど高値)、甲状腺機能低下症
【低値を示す病態】
 低蛋白血症(肝硬変、ネフローゼ症候群など)、甲状腺機能亢進症
関連項目 グルコース (GLU), 糖定量[尿検査], 1,5-アンヒドログルシトール (1,5-AG), グルコース負荷試験,
 

※チャート参照:透析管理料の対象項目です。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

算定備考

「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」、「グリコアルブミン」および「1,5-アンヒドログルシトール(1,5AG)」は、同一月内に1回に限り主たる項目のみ算定できます。

妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できます。

チャート 

実施料について2

容  器 
提出容器

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