検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 01585  統一コード 3L185 
項目名 フェニトイン
phenytoin
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

トラフ 10~20 (成人・小児)
トラフ 8~15 (新生児)

臨床的
意義 
ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤。血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用を予防。
  1. 作用
 フェニトインはヒダントイン系の抗けいれん剤で、てんかんの治療に用いられる。シナプスのpost-tetanic potentiation(PTP)を抑制するが、抗てんかん作用はけいれん閾値上昇によるものではなく、発作焦点からの発射のひろがり阻止によるものと考えられている。大発作に有効な抗けいれん薬で小発作には無効であるが、また、時には発作頻度を増加させることがあるといわれている。

 経口投与した場合、錠剤では1~6時間後に最高濃度になるが、散剤では投与量の増加に伴い吸収率が減少し最高濃度に達する時間も4~10時間と延長する。250mgまたは125mg単回静注後の血中半減期は約10時間といわれている。ヒトではそのほとんどが代謝され、未変化体は尿中に1%以下しか検出されない。また、吸収速度は個人差が大きい。

2. 禁忌
 ヒダントイン系化合物に対して過敏症の既往歴のある患者には投与を行なわず、また、洞性頻脈、高度の刺激伝達障害のある患者には注射での投与は行なわない。

3. 採血時期
 経口:次回投与直前(トラフ)
 静注:次回投与直前(トラフ)

【主に用いられる疾患】
 [てんかんのけいれん発作] 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)、焦点発作、自律神経発作、精神運動発作、てんかん重積発作 など
【副作用】
 歯肉増殖、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、SLE様症状、再生不良性貧血、無顆粒球症、単球性白血病、血小板減少、溶血性貧血、間質性肺炎、心停止、心室細動、呼吸停止、強直発作、リンパ節腫脹、リンパ腫、汎血球減少 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, カルバマゼピン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, ゾニサミド, クロバザム,
 

※主な商品名:ヒダントール、アレビアチン
チャート参照:緊急報告対象項目です。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:ヒダントール、アレビアチン
チャート参照:緊急報告対象項目です。

チャート 

緊急報告対象項目とその基準

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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