検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年9月1日時点の情報です。

入力コード 03840  統一コード 3L210 
項目名 ゾニサミド
Zonisamide
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
ラテックス凝集法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

トラフ 10~30

臨床的
意義 
主として肝で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを知る目的で血中濃度を測定。
  1. 作用
 部分てんかん、全般てんかんを抑制する薬剤である。

 本剤の作用機序は、発作活動の伝播過程の遮断、てんかん原性焦点の抑制等によるものと考えられているが、まだ完全には解明されていない。

 主として肝で代謝されるため、肝障害時は血中濃度をみながら慎重に投与を行う。また、過量投与で、眠気、無気力、脱力感、運動失調や幻覚が出現することがある。

 健康成人に200mg単回経口投与後の血中濃度は平均5.3時間後でピークに達し、半減期は62.9時間であったという。

 他の抗けいれん剤との相互作用が認められるので併用する際には注意を要する。また、乳汁中への移行が報告されているので、本剤使用中の授乳は中止するのが望ましい。

2. 禁忌
 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しない。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。

 半減期が長いため、随時採血も可能であるが、比較のため定刻を守る方が望ましい。

【主に用いられる疾患】
 部分てんかんおよび全般てんかんの次の発作型
 1. 部分発作: 単純部分発作(焦点発作、自律神経発作、精神運動発作)、複雑部分発作(精神運動発作、焦点発作)、二次性全般化強直間代けいれん(強直間代発作)
 2. 全般発作: 強直間代発作(全身けいれん発作、大発作)、強直発作(全般けいれん発作)、非定型欠伸発作(異型小発作)
 3. 混合発作など
【副作用】
 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、再生不良性貧血、無顆粒球症、急性腎不全 など
関連項目 フェノバルビタール, プリミドン, フェニトイン, カルバマゼピン, バルプロ酸, エトスクシミド, トリメタジオン, クロナゼパム, ニトラゼパム, ジアゼパム, クロバザム,
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:エクセグラン、トレリーフ

総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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