検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 25415  統一コード 3L220 
項目名 ラモトリギン
lamotrigine
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
検査材料備考

※EDTA血漿も検査可。

報告所要日数
3~4日
有効治療濃度  
μg/mL

トラフ 2.5~15

臨床的
意義 
小児にも投与可能な比較的新しい抗てんかん剤。併用薬の影響を受け、腎不全で蓄積するため血中濃度測定が行われる。
  1. 作用機序と体内動態
 ラモトリギンは2008年に国内認可を受けたトリアジン骨格を持つ新しい抗てんかん剤である。成人や小児の部分発作(二次性全般化発作を含む)、強直間代発作、Lennox-Gastaut症候群における全般発作に適応が認められており、双極性障害のうつ病治療にも用いられる。成人用と小児用の錠剤が発売されている。
 本剤はNaチャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することで神経膜を安定化させ、グルタミン酸など興奮性神経伝達物質の遊離抑制を介して抗けいれん作用を発揮する。
 本剤は、おもにグルクロン酸抱合で代謝されるため、他のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤との併用に注意が必要である。おもな排泄経路は腎であり、腎クリアランス低下により薬剤排泄が延長するため、腎機能低下患者や高齢者に投与する場合は、血中濃度の測定が必要とされる。
 本剤は投与後1~3時間で最高血中濃度に達し、血中半減期は15~30時間とされている。

2.禁忌
 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 採血時期
 投与後1週間程度で定常濃度に達する。採血タイミングは次回投与直前(トラフ)

【主に用いられる疾患】
 単剤で用いられる場合
 てんかんの部分発作(二次性全般化発作を含む)、強直間代発作
 他の抗てんかん薬と併用される場合
 部分発作(二次性全般化発作を含む)、強直間代発作、Lennox-Gastaut症候群における全般発作、双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制
【副作用】
 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、薬剤性過敏症症候群など
 

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

※主な商品名:ラミクタール

チャート 

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

ページを閉じる