検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 01608  統一コード 3L875 
項目名 リドカイン
lidocaine
実施料
管理料[470]
判断料区分  
健康保険名称  特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1 
検査方法
EMIT
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

有効治療濃度
1.5~5
中毒域
5 以上

臨床的
意義 
期外収縮、発作性頻脈の治療薬。肝疾患で半減期が延長する。
  1. 作用
 本来リドカインは局所麻酔薬である。しかし、心収縮抑制作用が少ないので、プロカインアミドやキニジンなどの心収縮の低下を招くような抗不整脈剤を使用できない急性心筋梗塞患者に、抗不整脈剤として用いられる。心機能抑制作用はプロカインアミドと比較すると弱い。

 経口投与で全量が吸収されるが門脈から肝に入り速やかに約70%が代謝されるため経口剤は実用化されておらず、また、肝依存型の代謝であるため肝硬変患者には血中濃度をみながら投与量を減ずる。

 血中半減期は非常に短い。静注後20分以内に消失して作用が認められなくなるため、追加投与が可能であるが、1時間内の基準最高投与量は300mgとする。過量投与を避けるため、心電図の連続監視と頻回の血圧測定が行われる。中毒症状として振戦、徐脈、嘔吐などを起こす。

2. 禁忌
 重篤な刺激伝導障害(完全房室ブロック等)のある患者、本剤またはアニリミド型局所麻酔剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与を行わない。

3. 採血時期
 静  注:投与後2時間
 点滴静注:終了後6~12時間

【主に用いられる疾患】
 期外収縮(心室性、上室性)、発作性頻拍(心室性、上室性)、急性心筋梗塞時および手術に伴う心室性不整脈の予防
【副作用】
 心電図異常、徐脈ショック、悪性高熱症、振戦、せん妄、めまい、眠気、不安、嘔吐、しびれ、けいれん、過敏症 など
関連項目 キニジン, プロカインアミド, ジソピラミド, アプリンジン, ピルシカイニド, プロパフェノン, メキシレチン, アミオダロン, ピルメノール, シベンゾリン, フレカイニド,
 

※チャート参照:緊急報告対象項目です。
主な商品名:キシロカイン、オリベス

※チャート参照:特定薬剤治療管理料

チャート 

緊急報告対象項目とその基準

特定薬剤治療管理料

容  器  
採取容器
提出容器

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