検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 00220  統一コード 5G285 
項目名 マイクロゾームテスト (抗マイクロゾーム抗体)[甲状腺]
anti-thyroid peroxidase antibody
実施料
37
判断料区分 免疫 
健康保険名称  自己抗体検査/抗甲状腺マイクロゾーム抗体半定量 
検査方法
PA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  

100 倍未満

臨床的
意義 
抗甲状腺自己抗体の一つである抗マイクロゾーム抗体を凝集反応で測定する検査。甲状腺疾患の経過と予後の判定に有用。
   抗甲状腺自己抗体の一つである抗マイクロゾーム抗体を凝集反応で半定量する検査である。

 抗マイクロゾーム抗体は、甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)に対する抗体である。甲状腺ペルオキシダーゼとは、主として濾胞上皮細胞のマイクロゾーム分画に存在するヘム蛋白で、甲状腺に摂取された無機ヨードイオンの酸化反応を触媒する作用を持つ。

 測定方法は凝集反応(PA)で、ゼラチン粒子表面にバセドウ病患者の甲状腺組織から分離したTPO抗原を吸着、結合させ対応する抗体との凝集反応を観察する。

 マイクロゾームテストの各甲状腺自己免疫疾患での陽性率は、橋本病、バセドウ病ともに約90%を示す。

 サイログロブリン抗体は甲状腺疾患の鑑別診断に、マイクロゾーム抗体は経過と予後の判定に有用である。なお、TPOに対する抗体としてさらに特異性を高めた「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体」の直接定量も可能となっている(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体の項参照)。

【陽性を示す病態】
 橋本病(慢性甲状腺炎)、 バセドウ病、 特発性粘液水腫、 甲状腺腫瘍、 SLE、その他の膠原病 など
関連項目 サイロイドテスト (抗サイログロブリン抗体)[自己免疫関連], 抗サイログロブリン抗体 (Tg-Ab)[甲状腺], 抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体 (TPO-Ab)[甲状腺],
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

算定備考

「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体」と「マイクロゾームテスト(抗マイクロゾーム抗体)」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定できます。

容  器 
提出容器

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