検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 27666  統一コード 4Z020 
項目名 レニン濃度 (PRC)
renin concentration
実施料
108
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  内分泌学的検査/レニン定量 
検査方法
CLEIA
検査材料
EDTA血漿
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA血漿 0.5
14 → 02
凍結(-20℃以下)
検査材料備考

血漿分離後、-20℃以下の条件で速やかに凍結してください。
氷結点(0℃)前後では冷却活性化によるレニン濃度の上昇が認められます。
血清も検査可。
採血時刻、安静度、体位によって測定値に差が出ますので、早朝空腹時30分間安静後の採血を推奨します。

報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
pg/mL

随時 1.2~35.4

※血清の基準値は1.5~42.0pg/mL(随時)。

臨床的
意義 
血漿レニン活性と異なりアンジオテンシノーゲンの量に影響されず、レニンの絶対量を特異的に測定可能。
   レニンは分子量約3.7万kDaの蛋白分解酵素である。腎の傍糸球体装置で産生され、アンジオテンシノーゲン(レニン基質)に作用して10個のアミノ酸で構成されるアンジオテンシンⅠを生成する。これにアンジオテンシンⅠ転換酵素(ACE)が作用して昇圧作用などの強い生理活性をもつ、8個のアミノ酸から成るアンジオテンシンⅡが産生される。

 レニン活性は、レニン量を把握するのにもっとも一般的なものであるが、血漿中に内在するレニンとレニン基質を一定時間反応させて産生するアンジオテンシンⅠを測定するため、レニン基質の増減の影響を受ける。

 それに対して、レニン濃度は活性型レニンを認識する抗体により直接的に定量するもので、レニン基質の影響を受けないので正確にレニン分泌動態を反映する。

【高値を示す病態】
 腎血管性高血圧、褐色細胞腫、レニン産生腫瘍、Bartter症候群、21-ヒドロキシラーゼ欠損症
【低値を示す病態】
 原発性アルドステロン症、17α-ヒドロキシラーゼ欠損症、11β-ヒドロキシラーゼ欠損症
関連項目 血漿レニン活性 (PRA), アンジオテンシンⅠ転換酵素 (ACE), アルドステロン 〈血漿〉, アルドステロン 〈尿〉,
 

※活性型を測定します。

算定備考

「血漿レニン活性(PRA)」、「レニン濃度(PRC)」を同時に測定した場合はいずれか一方のみの算定となります。

チャート 

先天性副腎皮質過形成の検査診断

容  器  
採取容器
提出容器

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