検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年9月1日時点の情報です。

分野別:
入力コード 01061  統一コード 4F045 
項目名 プロジェステロン (P4)
progesterone
実施料
包括151
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  内分泌学的検査/プロゲステロン 
検査方法
CLIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
冷蔵
検査材料備考

妊娠の有無、妊娠週数を必ず明記してください。

報告所要日数
2~3日
 
ng/mL

※チャート参照:「プロジェステロン」基準値

※チャート欄参照

臨床的
意義 
卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモン。月経の周期異常、不妊症の診断に有用。
   プロジェステロンは一般に黄体ホルモンと呼ばれ、プレグネノロンから生成されるステロイドホルモンである。女性では卵巣と胎盤から分泌され黄体機能や妊娠に深く関っており、その90%程度が結合蛋白と結合している。

 プロジェステロンは子宮内膜と子宮筋に作用し、妊娠の維持を行うホルモンである。最近、同種の合成黄体ホルモン剤が経口避妊薬として用いられるようになった。

 非妊婦では血中濃度の日内変動は小さい。卵胞成熟期までの値は低く、この時期のプロジェステロンは副腎由来と考えられる。黄体期では月経黄体より分泌されて7日目ごろピークに達する。すなわち排卵期にLH、FSHに2~3日遅れて増加しはじめ、7~9日でピークに達したのち次第に下降する。妊娠すると8週未満は妊娠黄体より、10週以降は胎盤より主に分泌される。この間の血中プロジェステロン濃度は9週目ごろに小さな谷を形成し、10週目から再び上昇を続け39週目ごろにピークに達する。

 無排卵性無月経では、LH、FSHと共に低値でフラットであるが、無排卵性不規則月経ではLHとともに不規則に変動した後、大きなLHのピークを迎えた後に次の月経が始まる場合が多い。

 男性では非常に微量にしか存在せず、大きな意義はないと考えられている。

【高値を示す病態】
 妊娠、黄体期
 副腎癌、先天性副腎過形成、クッシング症候群
【低値を示す病態】
 無月経、排卵異常、卵巣機能低下症、黄体機能不全、胎盤機能不全、アジソン病
関連項目 黄体形成ホルモン (LH), 卵胞刺激ホルモン (FSH), プレグナンジオール (P2), プレグナントリオール (P3), エストラジオール (E2),
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

「プロジェステロン」基準値

副腎皮質ホルモンの生合成の主要経路とそれに関与する酵素

先天性副腎皮質過形成の検査診断

プロジェステロンの代謝経路

容  器 
提出容器

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