検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年7月1日時点の情報です。

入力コード 01646  統一コード 5D520 
項目名 PIVKA-Ⅱ《CLIA》
protein induced by vitamin K absence-Ⅱ
実施料
包括139
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  腫瘍マーカー/PIVKA-Ⅱ定量 
検査方法
CLIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.4
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
mAU/mL

40 未満

臨床的
意義 
凝固第Ⅱ因子の不全生成物。肝細胞癌に特異性の高い血中腫瘍マーカーで、AFPと相関が低く、独立した指標になる。
   PIVKA-Ⅱは、血液凝固第Ⅱ因子であるプロトロンビンの肝における生合成不全に由来する異常蛋白である。

 プロトロンビン合成の最終段階は、前駆体N末端近傍グルタミン酸残基のビタミンK依存的なカルボキシル化反応によるGla(γ-carboxyglutamic acid residue)への転換にある。この反応過程の失調または欠落に基づく「異常プロトロンビン」は、凝固活性を欠いた蛋白として血中に放出される。

 新生児メレナをはじめとするビタミンK欠乏性出血症の診断にこれが有用な指標となることは以前から知られていたが、1984年にLiebmanが肝細胞癌患者血中にPIVKA-Ⅱの高率かつ著明な増加を報告したことを契機に、α-フェトプロテイン(AFP)とは相関性のない全く新たな肝細胞癌の特異的マーカーとしての臨床的意義が確認されている。

 また、検査法により血液凝固異常にのみ適用されるものがあるので検査法の選択には注意を要する。

【高値を示す病態】
 肝細胞癌、慢性肝炎、肝硬変、肝内胆汁鬱滞、ビタミンK欠乏性出血症、吸収不全症候群、ワーファリン投与時
関連項目 αフェトプロテイン (AFP), AFPレクチン分画,
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

チャート 

腫瘍部位とマーカーの有用性

腫瘍マーカー値の生理的変動因子

容  器 
提出容器

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