検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 05548  統一コード 5F385 
項目名 日本脳炎 《HI》
Japanese encephalitis virus
実施料
79
判断料区分 免疫 
健康保険名称  感染症免疫学的検査/ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり) 
検査方法
HI
検査材料
血清 または 髄液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
または
2 髄液 1
02
冷蔵
報告所要日数
6~9日

※抗体価40倍以上の検体は、2ME処理した上でその測定結果も併せてご報告します。

最低希釈倍率  

血清 10 倍
髄液 10 倍

臨床的
意義 
蚊が媒介するウイルス感染症。発病すると致命率が高く、後遺症は重大。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定。
   日本脳炎ウイルスはフラビウイルス科に属し、蚊で媒介される日本脳炎の病原体である。本症の患者を日本国内でみることはまれであるが、中国や韓国、東南アジア等では依然として流行がみられる。水田に生棲するコガタアカイエカを媒介にして、豚との間で感染を繰り返すうちにウイルスが増殖し、蚊の吸血時にヒトに伝播される。

 日本脳炎ウイルス感染の多くは不顕症感染であるが、約300人に1人が脳炎を発症し高熱と意識障害を呈する。発病すると致命率20~50%といわれ、回復者でも70~80%に神経精神障害を伴う後遺症が見られる。

 細菌性、真菌性脳炎や髄膜炎との鑑別、また、ヘルペス脳炎を除外するなど治療可能な脳炎、髄膜炎や西ナイル熱との鑑別のために本検査が行われる。

【陽性を示す病態】
 (日本脳炎ウイルスによる)脳炎、髄膜炎およびそれに伴う精神障害、運動障害、日本脳炎ワクチン接種
算定備考

治療上必要な場合に行うものとし、同一検体で同一ウイルスに対する複数の測定方法を実施した場合は、所定点数のみ算定できます。

チャート 

ウイルス抗体検査における結果の解釈

容  器 
提出容器
 

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