検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 12292  統一コード 5C250 
項目名 SCCA2
squamous cell carcinoma antigen 2
実施料
300
判断料区分 免疫 
健康保険名称  自己抗体検査/SCCA2 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
凍結
報告所要日数
12~25日
基準値(単位)  
ng/mL

1.6 未満
(重症度の目安)
軽症 1.6~2.6 未満
中等症 2.6~6.0 未満
重症 6.0 以上

臨床的
意義 
アトピー性皮膚炎の重症度指標のマーカー
   SCCA(squamous cell carcinoma antigen)は、セルピン(serpin)スーパーファミリーに属するセリンプロテアーゼインヒビターで、主に上皮細胞から産生されるタンパク質。SCCAには、SCCA1とSCCA2というアイソフォームが存在し、アミノ酸レベルでの相同性は91%と非常に高いものの、異なる遺伝子座から転写される独立した遺伝子産物である。

 SCCA2は、アレルギー性炎症において中心的な役割を果たすIL-4やIL-13によって誘導される。また、小児のアトピー性皮膚炎(AD)患者血清で上昇し、AD重症度の指標であるObjective-SCORADと相関する。

 ADにおける重症度の評価は適切な治療選択に重要であり、血清SCCA2値は小児ADの重症度の指標として有用なマーカーである。

 本検査は、15歳以下の小児を対象として2021年2月より検査実施料が新規収載された。
 

※SCCA2は、皮膚表皮、唾液、汗、その他の体液などにも存在します。これらが混入あるいは接触した検体、器具などを用いると測定値が高くなる場合があります。検体、器具などを取り扱うときは、常に手袋とマスクを着用してください。

算定備考

15歳以下の小児におけるアトピー性皮膚炎の重症度評価を行うことを目的として測定した場合は、区分番号「D014」自己抗体検査の「35」抗デスモグレイン1抗体 の所定点数を準用して、月1回を限度に算定できます。ただし、本検査と「TARC」 を同一月中に併せて行った場合は、主たるもののみ算定できます。

容  器 
提出容器

ページを閉じる