検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 00346  統一コード 5G180 
項目名 抗平滑筋抗体
anti-smooth muscle antibody
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
FAT
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  

20 倍 未満

臨床的
意義 
平滑筋に対する自己抗体。自己免疫性肝炎で高率に検出される。
   抗平滑筋抗体は、筋蛋白成分であるアクチンに対する自己抗体である。自己免疫的機序の関与する肝炎で検出される事が多く、ルポイド肝炎を含む自己免疫性肝炎、慢性活動性肝炎や原発性胆汁性肝硬変(PBC)などでの出現率が高い。このうち自己免疫性肝炎は女性に多く見られ、肝硬変への進展が早く、ステロイドが有効な慢性肝疾患であり、抗核抗体の出現や発熱などの全身症状を特徴とする。

 抗平滑筋抗体が陽性と判明した場合、ルポイド肝炎の診断にはLE細胞現象陽性、抗核抗体陽性、γ-グロブリンの増加、肝炎ウイルスマーカーの陰性をみる。PBCでは抗ミトコンドリアM2抗体陽性が診断の手がかりとなる。

 抗平滑筋抗体の疾患特異性は比較的高く、通常、SLEやRAで陽性を呈することはない。

【高値を示す病態】
 自己免疫性肝炎、慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変(PBC)
関連項目 AST (GOT), ALT (GPT), ALP (アルカリフォスファターゼ), γ-GT(γ-GTP) (γ-グルタミルトランスペプチダーゼ), 抗核抗体 (ANA), 抗セントロメア抗体, 抗ミトコンドリア抗体, 抗LKM-1抗体 (抗肝腎マイクロゾーム-1抗体), 抗ミトコンドリアM2抗体,
容  器 
提出容器

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