検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

入力コード 03837  統一コード 5G610 
項目名 免疫複合体(C1q)
immune complex, C1q solid phase assay
実施料
包括157
判断料区分 免疫 
健康保険名称  自己抗体検査/C1q結合免疫複合体 
検査方法
EIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
凍結(-20℃以下)
報告所要日数
2~4日
基準値(単位)  
μg/mL

3.0 以下

臨床的
意義 
流血中における抗原と抗体の複合体。自己免疫疾患において病勢を反映して産生が亢進し、高濃度となる。
   流血中免疫複合体(CIC)は、血中で抗原と抗体が結合して形成されるもので、臓器や血管壁などの組織に沈着して障害を起こすことが知られている。

 たとえば自己免疫性疾患では、自己抗体とその対応抗原が核となって一連の補体結合を惹起しさまざまな病態を引き起こすと考えられているが、詳細には不明な点も多い。

 少量のCICの存在は網内系のクリアランス能により処理されるが、多量の抗原の継続的発生や網内系の機能がうまく働かない場合にCICが高値になり、免疫複合体病が発症すると考えられている。

 免疫複合体病が強く示唆される主な病態は腎炎、血管炎、関節炎の三つであり、このような場合にCICの測定は病態把握に有用である。

 検査法にはC1q結合免疫複合体を測定するC1q固相法と、C3d結合免疫複合体を測定する抗C3d法があるが、本法はC1q固相法である。C1q固相法は古典経路による活性化によるCICを検出する。なお、CIC中のIgG4はC1q結合性がないのでIgG4クラスのCICはC1q固相法では測定されない。

【高値を示す病態】
 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎、腎炎、感染症、悪性腫瘍 など
【低値を示す病態】
 低値側の臨床的意義は少ない
関連項目 血清補体価 (CH50), リウマチ因子定量, IgG型リウマチ因子, 抗核抗体 (ANA), 抗DNA抗体, 抗ds DNA抗体IgG, 抗ds DNA抗体IgM, 抗RNP抗体 (抗U1-RNP抗体) 《免疫拡散法》, 抗RNP抗体 (抗U1-RNP抗体) 《CLEIA》, 抗Sm抗体 《免疫拡散法》, 抗Sm抗体 《CLEIA》,
 

※総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

算定備考

「リウマトイド因子」、「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たる2項目のみ算定ができます。

「抗CCP抗体」と「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち2項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定ができます。

容  器 
提出容器

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