検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年7月1日時点の情報です。

入力コード 45083  統一コード 8C981 
項目名 キメリズム解析《移植後》
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
フラグメント解析法
検査材料
EDTA加血液 または 骨髄液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 5
14
冷蔵
または
2 骨髄液 1
22
冷蔵
検査材料備考

※『遺伝子検査依頼書』をご利用ください。

「移植後」解析をご依頼の場合は、弊社での「移植前」および「ドナー」の検査依頼が必要です。他施設での実施済みデータではお預かりできませんのであらかじめご了承ください。

患者名の記入は次の例をご参照ください。
記入例)
 レシピエント:ヤマダ タロウ、
    ドナー:ヤマダ ハナコの場合
移植「前」「後」「ドナー」の情報は、患者名の後に一文字空けてご記入ください。

  • [45079] 移植前 →ヤマダ タロウ マエ
  • [45081] ドナー →ヤマダ タロウ ドナー
    (ドナーの依頼時は、レシピエント名にしてご依頼ください)
  • [45083] 移植後 →ヤマダ タロウ アト

コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

報告所要日数
5~11日
臨床的
意義 
移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在する“キメリズム”と呼ばれる状態が出現する。その状態を把握し生着確認するための検査。
   造血幹細胞移植は、その対象が50歳以上の高齢者にも拡大された2000年以降、実施件数が年々拡大している。

 造血幹細胞移植においては、レシピエント(患者)の血液細胞がドナー(提供者)由来細胞に置き換わるための“(ドナー由来細胞の)生着”の確認が重要である。

 とりわけ、近年、骨髄幹細胞などに比して生着能力が相対的に低く、生着までに日数を要する臍帯血移植の割合が高まっているなかにあって、生着確認を的確に実施することの重要性は増しているといえる。

 移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在する“キメリズム”と呼ばれる状態が出現するため、生着確認には由来を異にする細胞同士を識別し得るマーカーがなければならない。

 これまでキメリズムの状態を把握するための“キメリズム解析”にはさまざまな手法が提案されてきたが、定量性ならびに感度に優れ、且つほぼ全ての移植患者に適用できるのが、ヒトゲノム内に多数散在するマイクロサテライト/短鎖反復配列(short tandem repeat ; STR)マーカーである。

 STRは個々人でその反復配列の繰り返し数に違いを認めることから、個体識別に好適であり、法医学領域でも個体識別に利用されている。

 弊社が実施するキメリズム解析では、9種類のSTRマーカーを用いて、まず移植前のドナーおよびレシピエントの間で繰り返し数の異なるSTRマーカーを選別し、さらにそうして得られた識別マーカーにて移植後のキメリズム状態を判定する。
 

受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

容  器 
提出容器
 

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