検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 00554  統一コード 2A050 
項目名 血小板数 (PLT)
platelet count
実施料
21
判断料区分 血液 
健康保険名称  血液形態・機能検査/末梢血液一般検査 
検査方法
電気抵抗検出法
検査材料
EDTA加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13
冷蔵(凍結不可)
検査材料備考

※依頼書で「血液5種」を依頼すると「白血球数」「赤血球数」「ヘモグロビン」「ヘマトクリット」「血小板数」の5項目をご報告します(こちらの5項目に加えて白血球像が必要な場合は「血液6種」をご依頼ください)。

報告所要日数
1~2日
基準値(単位)  
×104/μL

14.0~34.0

臨床的
意義 
止血機構の中心を担う血球成分。自己抗体やDICなどによる消費の亢進、骨髄疾患や肝硬変で減少をみる。
   止血機構の中心を担う血球成分である。直径2~4μm、核はなく、細胞内に血小板第3、第4因子、β-トロンボグロブリン、PDGF(platelet-derived growth factor)など数々の活性分子を有する。

  一般に血小板が増加する病態は稀であるが、減少する場合は骨髄での産生低下(再生不良性貧血など)、破壊亢進(特発性血小板減少性紫斑病など)などが知られている。肝硬変では産生低下と分布異常、さらに自己抗体の影響を受け血小板が減少する。一般に血小板数が3万/μLを下回ると、四肢に紫斑が現れ、月経は遷延し、脳出血を来たすおそれが高まるため、すみやかな対応が要求される。

 血小板の測定に誤差を生じる要因としては次の様なことが考えられている。

 1. 偽性血小板減少症(検体内に生じた「血小板凝集」によるみかけ上の減少)
 2. 血小板の大きさの異常(大きさの大小・血小板)
 3. 採血手技・採血時間経過等による凝集

 これらが疑われる場合、血小板数の値は真の値より低値をとる。確認には、塗抹標本を作製し、血小板の形態を確認し、減少がみられるかを確認する。
末梢血の塗抹標本で血小板だけが凝集している現象で、血液全体が凝集する現象ではない。抗凝固剤として最も一般的なEDTAを用いた採血で、稀に認められる。

【薬剤の影響】キニンやサルファ剤では血小板は減少し、エピネフリンやビンクリスチンなどでは血小板が増加する。

【高値を示す病態】
 [腫瘍性] 本態性高血小板血症、慢性骨髄性白血病、真性多血症
 [反応性] 出血、摘脾後
【低値を示す病態】
 [産生低下] 再生不良性貧血、急性白血病、巨赤芽球性貧血
 [破壊亢進]
 ・特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、抗血小板抗体、血小板関連IgGが検出される
 ・血栓性血小板減少性紫斑病、播種性血管内凝固症候群(DIC)、バンチ症候群
 [分布異常] 肝硬変(産生そのものの低下もみられる)
関連項目 抗血小板抗体 (PB-IgG), 血小板表面IgG (PA-IgG)[自己免疫関連], 白血球数 (WBC), 赤血球数 (RBC), 白血球像, 赤血球像, プロトロンビン時間 (PT), フィブリノーゲン (FIB), β-トロンボグロブリン (β-TG), 血小板第4因子 (PF-4),
 

※チャート参照:透析管理料の対象項目です。
チャート参照:手術前管理料の対象項目です。
チャート参照:緊急報告対象項目です(透析患者検体は除外)。
総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

算定備考

実施料は、「末梢血液一般検査」として一連の算定となります。

チャート 

実施料について2

緊急報告対象項目とその基準

容  器 
提出容器

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