検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 00776  統一コード 1C010 
項目名 蛋白定量[髄液検査]
protein, quantitative, CSF
実施料
包括11
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  血液化学検査/総蛋白 
検査方法
ピロガロールレッド法
検査材料
髄液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 髄液 1
27
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
mg/dL

10~40

臨床的
意義 
感染症を始めとするさまざまな中枢神経系疾患で上昇。髄液漏で低下。
   正常脳脊髄液の総蛋白量は、10~40mg/dLで、血清中の蛋白量の1/200以下と微量である。主成分は、アルブミンで、その他にIgGや、ごく微量のトランスフェリン、プレアルブミン、α1アシドグリコプロテイン(α1酸性糖蛋白)などを含有している。

 髄液中の蛋白濃度は炎症性疾患で増加し、腫瘍では不定であるが一般に蛋白量は少ない。特に迅速な対処が必要な化膿性髄膜炎で多核白血球とともに著しい増加をみる事が多い

 したがって、感染症を中心とした疾患の診断や経過観察に髄液中の蛋白定量は有用である。

 なお、血清蛋白量は7~8g/dLと高値のため、穿刺の際血液が混じると高値になり検査の意味が損なわれる。

【高値を示す病態】
 [炎症性機転のあるとき] 化膿性髄膜炎、結核性髄膜炎、進行性麻痺、脊髄癆、脳脊髄梅毒、ウイルス性脳炎
 [出血性機転のあるとき] 脳出血、クモ膜下出血
 [その他] 筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病
【低値を示す病態】
 髄液漏・甲状腺機能亢進症
関連項目 糖定量[髄液検査][髄液検査], クロール定量[髄液検査][髄液検査], pH[髄液検査][髄液検査], 細胞数[髄液検査][髄液検査], 細胞種類 [単核球:多核球][髄液検査][髄液検査],
容  器 
提出容器

ページを閉じる