検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年10月1日時点の情報です。

入力コード 00778  統一コード 3H020 
項目名 クロール定量[髄液検査]
chloride, quantitative, CSF
実施料
包括11
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  血液化学検査/ナトリウム及びクロール 
検査方法
電極法
検査材料
髄液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 髄液 0.5
27
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
mEq/L

120~125

臨床的
意義 
脳脊髄液中の無機物の主要成分。結核性髄膜炎で低下。
   クロールは髄液中の無機物質の大部分を占め、血中のクロールに平行して増減するが、その量は血液中よりも2~3割多い。測定法は血清の場合と同様である。

 臨床的意義がみられるのは、結核性髄膜炎の場合で、血清とほぼ同等かやや多い(1.05倍)程度まで低下する。

 結核菌の培養には数週間という時間を要するため、結果を迅速に得る目的で髄液中クロールが測定される。

 同時に抗酸菌の塗抹による検索や、DNA診断なども、より直接的な感染の証明となるため有用である。

 なお、細菌性髄膜炎や髄腔内の腫瘍などでも低下するが、軽度にとどまるものが多い。低クロール血症を来たす腎不全や嘔吐重積状態でも低値を示す。

【高値を示す病態】
 尿毒症、慢性腎炎、脱水状態
【低値を示す病態】
 細菌性髄膜炎(病勢の強さと一致:特に、結核性髄膜炎、流行性脳炎・急性灰白脊髄炎)
 低クロール血症(腎不全、嘔吐、副腎皮質機能不全など)
関連項目 蛋白定量[髄液検査][髄液検査], 糖定量[髄液検査][髄液検査], pH[髄液検査][髄液検査], 細胞数[髄液検査][髄液検査], 細胞種類 [単核球:多核球][髄液検査][髄液検査], 培養・同定 口腔・気道・呼吸器, 培養・同定 消化器, 培養・同定 泌尿器・生殖器, 培養・同定 血液・穿刺液, 培養・同定 その他の部位, MAC同定-DNA 《TaqManPCR法》, マイコバクテリウム・カンサシ-DNA同定,
容  器 
提出容器

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