WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

27587

レプチン

4Z400-0000-022-001

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

RIA(二抗体法)

ng/mL

M 0.9~13.0
F 2.5~21.8

4~10日

項目
コード
検査項目

27587

レプチン

4Z400-0000-022-001

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

RIA(二抗体法)
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

ng/mL

M 0.9~13.0
F 2.5~21.8

4~10日

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 血清も検査可。

算定

  • 実施料適用外です。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

参考文献

Ma, Z. et al.: Clin. Chem. 42, 942, 1996.

検査項目解説

臨床的意義

脂肪組織から分泌され、摂食抑制やエネルギー消費を促進するホルモンである。体脂肪量と相関し、肥満者で高値傾向を示す。

 脂肪組織は従来、単なるエネルギー貯蔵組織として認識されていたが、多彩な生理活性物質を分泌することが明らかにされ、1つの内分泌組織としてその機能を研究されるまでに至っている。

 その中でも1994年Friedmanらにより遺伝性肥満マウス(ob/obマウス)の病因遺伝子産物として同定されたレプチンは、代表的な脂肪組織由来ホルモンである。

 ob/obマウスはレプチン単独の欠損により高度の肥満を生じることがはじめて明らかにされた。脂肪組織において産生された野生型のレプチンは、その末梢血中濃度が体脂肪量と正の相関を有する。

 レプチンは末梢血中から中枢神経に移行し、中枢神経を介して摂食抑制やエネルギー消費の促進効果を発揮すると考えられている。このような脂肪組織由来ホルモンの動態と、肥満を共通の基盤とする生活習慣病に関連した研究に適している。

【高値を示す疾患】

肥満

関連疾患

E65-E68:肥満 E65-E68:肥満
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について