WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01644

エタノール 〈血液〉ethanol

3Z040-0000-019-202

 

ヘパリン加血液
1

 

10

12日

GC

mg/mL

0.1 未満

105

D007 26

生Ⅰ

6~7日

項目
コード
検査項目

01644

エタノール 〈血液〉ethanol

3Z040-0000-019-202

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

 

ヘパリン加血液
1

 

10

12日

GC
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

mg/mL

0.1 未満

105

D007 26

生Ⅰ

6~7日

備考

検体

  • 採血に当たってエタノール消毒を行う場合は、血液中への混入がないようご注意ください(エタノール乾燥後に採血、あるいは他の消毒薬を使用)。

保存

  • ガラス管の場合は、プラスチック容器に移してから凍結してください。

基準

  • 検出限界未満を基準値とします。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/エタノール
  • 実施料:105
  • 診療報酬区分:D007 26
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

容器

容器番号10:ヘパリン容器

  • 採取量: 4mL・9mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: アミノ酸分析,
    微量金属,
    染色体検査

参考文献

鈴木加奈子: 薬毒物分析実践ハンドブック, 118, じほう, 東京, 2002.

検査項目解説

臨床的意義

血中濃度測定でアルコールによる酩酊程度の客観的評価を行う検査である。

 エタノール(C2H5OH:アルコール)は、体内に入るとアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに代謝され、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素により酢酸、そして炭酸と水に代謝される。

 本検査の目的は、エタノール摂取による酩酊程度の客観的評価にある。検体は揮発を防ぐため凍結で保存する。

 以下に種々の血中濃度における一般的な精神、身体的変化を示す。

  • 1.0 mg/mL以下:外観に変化なし
  • 1.0~1.5 mg/mL:抑制減退、快活多弁、顔面紅潮
  • 1.5~2.5 mg/mL:興奮症状、ふらつきなどの麻痺症状
  • 2.5~3.5 mg/mL:歩行困難、言語不明瞭など
  • 4.0~5.0 mg/mL:昏睡、呼吸困難・不全、心臓衰弱・停止

【高値を示す疾患】

エチルアルコール中毒

関連疾患

T51.0.1:エチルアルコール中毒 T51-T65:薬用を主としない物質の毒作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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