WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
08285 |
エタノール 〈尿〉ethanol3Z040-0000-001-202 |
|
27 |
12日 凍 |
GC | mg/mL 0.1 未満 |
4~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
08285 |
エタノール 〈尿〉ethanol3Z040-0000-001-202 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
27 |
12日 凍 |
GC |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
mg/mL 0.1 未満 |
4~5日 |
備考
検体
- 常温放置などによる腐敗で高値となる場合があります。
基準
- 検出限界未満を基準値とします。
容器
容器番号27:滅菌スピッツ管
- 容量: 10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 微生物学検査
検査項目解説
臨床的意義
血中濃度測定でアルコールによる酩酊程度の客観的評価を行う検査である。
エタノール(C2H5OH:アルコール)は、体内に入るとアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに代謝され、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素により酢酸、そして炭酸と水に代謝される。
本検査の目的は、エタノール摂取による酩酊程度の客観的評価にある。検体は揮発を防ぐため凍結で保存する。
以下に種々の血中濃度における一般的な精神、身体的変化を示す。
- 1.0 mg/mL以下:外観に変化なし
- 1.0~1.5 mg/mL:抑制減退、快活多弁、顔面紅潮
- 1.5~2.5 mg/mL:興奮症状、ふらつきなどの麻痺症状
- 2.5~3.5 mg/mL:歩行困難、言語不明瞭など
- 4.0~5.0 mg/mL:昏睡、呼吸困難・不全、心臓衰弱・停止
【高値を示す疾患】
エチルアルコール中毒
関連疾患
T51.0.1:エチルアルコール中毒 → T51-T65:薬用を主としない物質の毒作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.