WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05794

覚せい剤検査 〈尿〉stimulants (antihypnotic agents) screening

3L965-0000-001-024

単独検体開栓厳禁

尿
8

 

25

 

冷蔵

EMIT(スクリーニング)LC-MS/MS(確認検査)

検出せず

3~4日

項目
コード
検査項目

05794

覚せい剤検査 〈尿〉stimulants (antihypnotic agents) screening

3L965-0000-001-024

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

尿
8

 

25

 

冷蔵

EMIT(スクリーニング)LC-MS/MS(確認検査)
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

3~4日

備考

項目

  • 職域薬物検査です。
  • チャート参照:規制薬・医薬品などスクリーニング検査対象薬物
  • スクリーニング検査で陰性が確定しなかった場合は、LC-MS/MSにて確認後にご報告します。

検体

  • 必ず専用検体としてご提出ください。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

方法

  • 検体妥当性試験を実施します(クレアチニン濃度、比重、pHおよび亜硝酸塩濃度を測定し、検査材料である尿が薬物検査に適しているか否かを確認します)。

日数

  • 確認検査実施時の所要日数は5~6日(スクリーニング検査を含む)です。

報告

  • 一部の薬剤(セレギリンなど)の投与によって、尿中にその代謝物である覚せい剤が検出される場合があります。

「薬毒物検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]血中薬物検査をご依頼の際は、分離剤入り採血管は使用しないでください(測定値が分離剤の影響を受ける場合があります)。

チャート

規制薬・医薬品などスクリーニング検査対象薬物

容器

容器番号25:尿一般容器

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 尿一般検査

参考文献

Department of Health and Human Services: Mandatory Guidelines for Federal Workplace Drug Testing Programs, USA.

検査項目解説

臨床的意義

違法薬物である覚せい剤を検出する検査である。

 覚せい剤には、アンフェタミンとメタンフェタミン(ヒロポン)がある。覚せい作用があるため、本邦では覚せい剤取締法で規制されており、使用、所持、輸入、販売、譲渡などのいずれも違法である。

 本検査は、被検者が検査対象である薬物の非合法な使用(乱用)を隠蔽しようとして、検体の改ざんを行っている可能性があるため、薬物の検査に先立ち妥当性試験を行い、適切な検体であるか否かを確認する。ここで、不適切な検体であると判定された場合には、再採尿を勧める旨のコメントとともに無効、混入、入替のいずれかの結果を報告する。妥当性試験により適切な検体であると判定された場合に、薬物の一次スクリーニング検査(EMIT法)を行い、陰性となった検体は、検出せずを報告する。一次スクリーニング検査により陰性が確定しなかった検体は、LC-MS/MS法による確認検査を行う。

 なお、検査材料について一般に、尿は職域薬物検査として、血清は法中毒検査として用いられる。

【陽性を示す疾患】

麻薬および精神変容薬による中毒

関連疾患

T40:麻薬および精神変容薬による中毒 T36-T50:薬物・薬剤による毒作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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