WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12432 |
甲状腺刺激ホルモン |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | mIU/L 0.610~4.23 |
98 D008 6 生Ⅱ |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
12432 |
甲状腺刺激ホルモン |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
mIU/L 0.610~4.23 |
98 D008 6 生Ⅱ |
2~3日 |
備考
項目
- [02503]甲状腺刺激ホルモン(TSH)《CLIA》で得られた値に補正係数1.09を乗じた測定値です。
- 日本臨床検査医学会「甲状腺刺激ホルモン(TSH)値のハーモナイゼーションについて」(2020年1月30日)
参考
- チャート参照:透析管理料の対象項目です。
診療報酬
- 保険名称:内分泌学的検査/甲状腺刺激ホルモン(TSH)
- 実施料:98
- 診療報酬区分:D008 6
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
検査項目解説
臨床的意義
TSHをIFCC基準適合検査値準拠で報告する。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)値は、測定キット間差が大きく、最大で1.6倍程度の差が確認されている。このような状況の中、国際臨床化学連合(IFCC)甲状腺機能検査標準化委員会(C-STFT)では、全世界13社の試薬メーカーのキット間差を解消する取り組み(Phase IV)をはじめ、その成果が国際学術誌(ClinChem 2017;63;1248-60)に発表された。標準化の手法としては、TSHは基準となる測定法がないため、各試薬メーカーの測定値の平均値にそろえる(ハーモナイゼーション)方法が採用された。
世界に先駆け、日本臨床検査医学会標準化委員会からTSH値のハーモナイゼーションについての方針として、実測値に補正係数を乗じるなどしてIFCC基準適合検査値(Phase IV)に準じた測定値とすることが示された。
本検査は、IFCC基準適合検査値(Phase IV)に準拠した測定値を報告する。ハーモナイゼーションで設定された日本人成人の基準範囲を採用したTSHハーモナイゼーション対応項目である。
【高値を示す疾患】
クレチン病,甲状腺機能低下症,亜急性甲状腺炎,慢性甲状腺炎
【低値を示す疾患】
バセドウ病,甲状腺機能亢進症
関連疾患
E00.9.1:クレチン病 → E00-E07:甲状腺疾患
E03.9.4:甲状腺機能低下症 → E00-E07:甲状腺疾患
E06.1.1:亜急性甲状腺炎 → E00-E07:甲状腺疾患
E06.3.6:慢性甲状腺炎 → E00-E07:甲状腺疾患
E05.0.2:バセドウ病 → E00-E07:甲状腺疾患
E05.9.5:甲状腺機能亢進症 → E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.